たまにあることなのですが、
「あの美術展は良かったなぁ…」と、
図録を見ながら振り返っていると
どの作品が、どの部屋の、どの壁に展示されていたかを
よく覚えている時があります。
そういう美術展だったり、そこから思い出される作品は、
自分の中で“特別な記憶”な気がします^^
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前回、前々回とエドヴァルド・ムンクについて書いています。
今回は、3回目です。
今回は、「ほぼムンクについて無知だった私」が
ムンク展で特に良かったと思う作品を2つ紹介したいと思います。
あの有名な「叫び」以外にも、
たくさんの素敵な色使いによる作品がありました♡
写真の一番右端のものは、
ムンク展の展示作品が収められた図録です。
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一作品目…輝く光溢れる作品『太陽』
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今回ムンク展の図録は、全部で3パターンの表紙があり、
私はこの『太陽』という作品の表紙を選びました!
エドヴァルド・ムンク『太陽』1910〜13年
この作品は、
展示室でとても勢いよく目に入って来た作品で、
太陽の光が入らない展示室でも、
とても輝くような眩しさを感じる大きめの作品でした**
たくさんの色の絵具が使われており、
太陽の光がキラキラと降り注ぐ様子がよくわかります。
私は、山の紫色が結構好きで。
山の麓部分は緑色が入っていますが、
山全体はブルーやグレーがかった
様々な色の“ムラサキ”が彩る山が、
とてもリアルな風景に感じました。
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2作品目…人生の四季『生命のダンス』
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エドヴァルド・ムンク『生命のダンス』1925年
この作品は、英語名が『The Dance of Life』。
ムンクは、人生を一つの循環と考えていたようで、
「誕生 → 繁殖 → 死」という一人の人が歩む、
人生の流れを左から右へ表している作品だそうです。
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一番左にいる白い洋服の女性は、
純真さを表す青春期の女性。
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真ん中の赤いドレスの女性は、
成熟した性愛などを持っている女性。
パートナーである男性と踊っています。
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一番右の紺色と赤色の洋服を着た女性は、
人生の終盤を迎えようとしている女性。
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この作品は、人物の陰影として使われている緑色も、
画面の下半分を占めている緑色も…
とても美しい緑色が素敵な作品でした。
白い洋服を着た女性の足元にはお花も咲いています。
でも右側に移るにつれて、花は無くなり…
濃い緑色が深くなっていく様子が、
人物の足元からも「人生の流れ」が見える気がします。
これは、展示室に作品の隣りに掲示されている
キャプション等には書かれていないことなので…
真相はどうかわかりませんが。笑
「人生」「LIFE」を考えた時に、
そんな風に思って観てみてもいいかなって思います♡
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全部で3回、長々と書かせていただきました!
よく美術について話すお友達がいるのですが、
彼女は40代でムンクが大好きな方です。
そんな彼女が、
「ムンクって、歳を重ねて観ていくことで、
新しい発見がたくさんできる画家なんだよね。」
と、話してくれました。
今後何十年も先まで、
ムンクが楽しみになるんじゃないかなぁ…と、
そんなワクワクも一つ増えました**
次回は、ムンク展と同時開催されている
『見る、知る、感じる──現代の書』について
鑑賞レポートをお伝えしたいと思います^^
それでは今日は、このへんで♡



