昨日、トランプ大統領がイランを爆撃したことで、世界は「トランプに裏切られた」「トランプはどっちの味方なのか」と賛否が巻き起こっている。ウォール・ストリート・ジャーナルなども「トランプ大統領は爆撃の数時間前に最終的に突如、攻撃を命じた」などと書いているので、トランプがブレまくって最後に突如イラン攻撃を行ったという印象を醸成している。しかし実際のトランプの立ち位置は少しもブレていない。この10年以上終始一貫している。

 

 

 

1)なぜかというと、第一に、政治家は選挙民の意向に沿って政治を行わなければ落選してしまう。アメリカ共和党の支持者の50~60%がキリスト教福音派なので、トランプ大統領はキリスト教福音派の人たちの意向を尊重して政治を行うことになる。よくキリスト教原理主義者が非科学的だと言われて問題視されるが、じつはキリスト教福音派の方が大問題を抱える人たちである。キリスト教の聖書は本文の書き換えは当然ながら許されないが、そこに出版人によって付される「脚注」は解釈の問題なので規制がない。キリスト教福音派の人たちはスコフィールド・バイブルという聖書を使用しているが、その脚注には「ユダヤ人は聖なる穢れなき人々である」とか「イスラエルは神の意志であり、ユダヤ人が聖地に戻らない限りキリストは地上に戻ってこない」などというインチキ話が書かれており、聖書を読むたびに洗脳されてユダヤ崇拝者に変貌するようにできている。もちろんこの聖書を普及するために莫大な資金を出しているのはイスラエルロビーなどのユダヤ勢力である。その結果、半世紀以上の時間をかけて、現在では共和党支持者の過半数を占めるキリスト教福音派はユダヤ・イスラエルの強力な崇拝者であり、自らすすんでユダヤ・イスラエルのために奉仕する人々である。トランプ自身も愛娘をユダヤ人に嫁がせてユダヤ教徒に改宗させているくらいだ。かくしてその共和党を母体とするトランプ大統領は、10年以上前から一貫してユダヤ・イスラエルの味方であり、これを裏切ったことは一度もない。

 

 

 

2)第二に、これは何度も書いてきたことなので恐縮だが、トランプはもともとディープステート全体と戦っていたわけではない。アメリカを半世紀にわたって支配してきたディープステートの大親分デービッド・ロックフェラー(故人)とその右腕であるブレジンスキー(故人)、さらにブレジンスキーの愛弟子のオバマ、そしてオバマの子分のヒラリーやバイデンらと戦ってきた。今現在も暗殺常習犯のオバマの息の根を止めようとしている。その一方で、トランプはキッシンジャー(故人)を通してユダヤ勢力の本家大親分でイスラエルの影の国王であるロスチャイルド家には一貫して懸命に忠誠を尽くしてきた。1期目だけでも駐イスラエル大使館をエルサレムに移動したり、イランを共通の悪者に仕立ててアラブ諸国をイスラエルと和解させる(アブラハム合意)など枚挙にいとまがない。そして2期目の今回もイスラエルのためにイラン爆撃まで行っている。すなわちこの10年以上トランプ大統領は少しもブレることなく、一貫してロスチャイルド・イスラエル・ユダヤ勢力の味方なのである。

 

ちなみにトランプがなぜ強大なデービッドロックフェラーの一味と闘ったかというと、デービットロックフェラー(2017年没)が落ち目になったからである。彼は外交問題評議会CFRの会長として、民主党と共和党、CIA、FBI、司法省、官僚組織、学界、マスコミの影のボスとして、また連邦準備制度理事会FRBのロスチャイルドの共同経営者として半世紀にわたってアメリカを支配して膨大な権益を保持してきたが、2008年のリーマンショックで破綻して再起不能に陥り、数年後には彼の基盤であったエクソンモービルもシティバンクも手放した(両社を買い取ったのはジェイコブ・ロスチャイルド)。トランプはこれに乗じてロスチャイルド・ユダヤ金融資本にすり寄って、デービッド・ロックフェラーの膨大な権益を横取りしているわけだ(好意的に言えば継承しているわけだ)。実際に暗殺されかかったほどの命懸けの一世一代の大勝負、トランプらしい超ビッグディールである。

 

 

 

3)前回のブログで参政党支持を表明したが、昨日の都議選でも参政党が初参戦で勝利をおさめた。なぜ問題の多い参政党を支持するのかについて書きたいが、長くなったので次の機会に回します。