世界の民族は「戦争が人間の本能である」という歴史を歩んできた。現在もユダヤネオコンに見るまでもなく、この戦争の本能に基づいて政治もビジネスも生活も構築している。しかしこれに全く反して、少なくとも縄文日本人は「平和が人間の本能である」という歴史を事実として歩んできた。
縄文時代には、暴力による死亡率が極めて低かった。以前からおれのブログを読んでくださっている方には耳にタコかもしれないが、山口大学と岡山大学の研究グループの調査によると、さまざまな地域や時代の他国および日本の弥生時代以降において暴力による死亡率は10数%である。しかし縄文日本人の暴力による死亡率はその5分の1以下の1.8%である。世界で唯一縄文日本だけが特異なほど長く平和な時代が続いたことが確認されたわけだ。
研究グループは約1万年にわたる縄文時代の受傷人骨データを全国242カ所から2,582点収集したが、このうち傷を受けた痕跡があったのは23点のみであった。
ただし最近は、受傷の痕跡があったのが23点のみであったことから、その傷がすべて暴力によるとは限らず、事故によるものも多分にあったのではないかという議論も出てきた。そうなると縄文日本人の暴力による死亡率というのは限りなく0に近づく可能性がある。今後の研究が楽しみな分野だ。
そしてさらに重要なことは、これは、人間の本能がそのまま戦争につながるという全世界の国際的主張に再考を迫ることになることだ。ヨーロッパでは先史時代から大量虐殺を示唆する人骨がたくさん発掘されており、「戦争が人間の本能である」とする主張が根強く広まっている。しかし本研究によるとそれはヨーロッパやアラブや中国のことであり、人類全体に一般化できるものではないということになる。少なくとも縄文日本人だけは「平和が人間の本能である」という歴史を事実として歩んできたのである。
ご参考
日本の文化伝統そして日本人のこころ
最高峰のホテル、アマン東京の加藤正迪社長と共同で2018年に設立した団体です。縄文日本の魂の復活を目指しています。縄文日本人に焦点を当てて、書道、祭り、医療、職人技、古典芸能、地方文化などを取り上げています
(財)国際健康医療研究所 (水上治理事長)
テレビ「世界一受けたい授業」「賢者の選択」などでおなじみの医学博士、水上治先生と共同で2018年に設立した団体です。縄文日本人の愛と和の精神に焦点を当てた日本型医療に貢献しています。神奈川テレビのシリーズ「水上治の健康増進バイブル」は50回に及び、あらゆる健康情報が満載されています
(財)日本総合戦略研究所 (坂上芳洋理事長)
防衛省、日米合同演習の日本側指揮官を務めた坂上芳洋先生たちと共同で2016年に設立した団体です。内閣閣僚や国会議員に日本のあるべき防衛戦略について提言しています。安倍政権下ではイージスアショア撤回に貢献しました。坂上理事長とおれの考えは必ずしも一致するものではないが、古くからの盟友(先輩)です
寺尾文孝著「闇の盾」
おれの恩師でもあり仕事のパートナーでもある日本最強のフィクサー寺尾文孝の著書。これまで表に出ることは決してなかったが(このブログでも本名ではなくT先生として紹介してきた)、講談社の社長からの再三の要望もあって、寺尾先生が80歳になられたのを機に出版に踏み切った
