役員決めの地獄の時間
この時期になると、PTAについての是非がいろいろと話題になりますな![]()
「やるべき」
「やらなくてもいい」
「そもそも任意なのに半ば強制加入みたいなのはどうなの」
本当にいろんな意見が飛び交っていて、
あぁ、こういうところにも“多様性の時代”を感じるなぁ
と思います。
私個人としてはというと![]()
PTAに対しては、ずっと漠然と
「やりたくないもの」
というイメージを持っていました。
というのも、どうしても思い出してしまうのが
幼稚園時代のあの“地獄の時間”。
そう、役員決め。
あれね、本当に独特の空気![]()
誰も手を挙げない。
でも決めなきゃいけない。
時間だけがどんどん過ぎていくという地獄。
あの、なんとも言えない重たい空気。
今思い出しても、ちょっと胃がキュッとするわ![]()
当時、アメトピに掲載されたくらいの出来事でした![]()
だから自然と
「PTA=大変そう」
「関わりたくない」
っていうイメージが出来上がってしまったんですよね![]()
やりたくなーい
ひと昔前だったら、
「みんなやるもの」
「当たり前のもの」
っていう空気が強かったんだろうけど、今はそれに対して疑問を持つ人もいれば、無理のない関わり方を模索する人もいるわけでして。
それぞれの家庭の事情や考え方があって当然だし、
どれが正解とも言い切れないのが、また難しいところ。
ただ、その一方で
「関わりたくない」
という気持ちと、
「誰かがやらなきゃ回らない」
という現実の間で、なんとも言えない空気があるのも事実。
でもさ、本当は
「お願いだから誰か、やってくれ」
って心の中で思っているのは同じだよねー![]()
小学校のPTA
幼稚園時代は、他の方が引き受けてくれて免れたPTA。
でも、小学校は少し事情が違っていて![]()
入学前の説明の中で、
PTAが学校を支えている
という話があり、その必要性についてもしっかり説明がありました。
つまり、最初から
PTAの存在を前提として成り立っている学校。
入学後、役員決めの時間がやってきました。
誰も挙手せず……。
見守っていた現PTA役員の方が、
「この役員が決まらないと、次の役員も決まりませんよ」
と保護者にプレッシャーをかけました。
そう、決まらない限り終わらない時間。刻々と時間が過ぎていくのみ。
知り合いもいない中、どうしようかと戸惑っていると、
近くの保護者の方たちの会話が聞こえてきました。
「やる
」
「え、やらないよ」
「そっかー、どうしようかな。私、やろうかな」
そのやり取りを聞いて、人見知りの私、思い切って声をかけました。
「役員やりますか
」
するとその方が、
「今決めている役員じゃなくて、◯◯委員ならやってみようかなと思っていて」
その一言で、なぜかスイッチが入ったんです。
「じゃあ、私がこの役員をやろうかな」
そう言うと、
「クラスPTA、一緒にやりましょう」
と背中を押してくださって——
気づけば、あれだけ避けていたPTAに自分から手を挙げていました![]()
クラスから拍手が起こり、そのあとは驚くほどスムーズに他の役員も決定。
ホッとした気持ちと、
「やっていけるのかな」
という不安。
でもこの選択が、一年後に
「やってよかった」
と思えるものになるとは、このときはまだ思っていませんでした。



