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子どもの頃、そこに適応するために身につけた「守り」
お子さんが言うことを聞かない、感情的になる、壁をつくって話してくれない。
そんな場面に直面したとき、あなたはどう感じますか?
「なぜこんなに難しいのだろう」「私の接し方が悪いのかな」と、自分を責めてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。
でも、少し視点を変えると、見えてくるものがあります。
「守り」とは何か
思春期の「反発」も、「守り」のひとつ
お母さん自身の「守り」にも、気づいてみてください
自分自身も振り返ってみましょう。
あなたが子どもの頃、どんな環境にいましたか?
どんなことに気をつけながら生きてきましたか?
誰に認めてもらうために、なにかを我慢し続けてきたことはありませんか?
お母さん自身の守りが、無意識のうちにお子さんへの接し方に影響していることがあります。
たとえば
「強くなければ愛されない」と信じて育ったお母さんは、子どもの弱さを見たときに、不安や苛立ちを感じやすいかもしれません。
「いい子でないと迷惑をかける」と思って育ったお母さんは、子どもの反発を自分の子育てが失敗したように感じてしまうかもしれません。
でもそれは、あなたのせいではありません。
小さい頃、自分なりの環境に適応しながら精一杯生きてきた証拠なのです。
接し方を変える、最初の一歩
では、どうすればいいのか。
まず大切なのは、正そうとする前に、理解しようとすることです。
日常の中で、こんなことを少しだけ意識してみてください。
・行動の裏にある感情を想像してみる
→「なんでそんなことするの」ではなく「そんな気持ちがあるのかな」と心の中で問いかけてみる。
・自分の反応を観察してみる
→カッとした瞬間、「私は今なにを守ろうとしているんだろう」と自分に問いかけてみる。
・「存在」を認める言葉をかける
→「いてくれるだけでよかった」行動への評価ではなく、存在そのものへの言葉が、子どもの守りをゆっくりと小さくしてくる。
さいごに
子どもの守りも、お母さん自身の守りも、どちらも一生懸命生きてきた証です。
それを責める必要はありません。
ただ、気づくだけでいいのです。
気づいたとき、なにかが少しずつ動き始めます。
お子さんとの関係が、今よりほんの少しでも温かくなるきっかけになれれば嬉しいです。


