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子育てママのメンタルサポート
広瀬 ふみです。
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思春期の子どもが我慢できない本当の理由 安心が自己コントロールを育てる
「なんでそんなに我慢できないの?」
「少しは待てないの?」
思春期の子どもを育てていると、ついそう言いたくなる瞬間、ありますよね。
ゲームをやめない。
スマホを手放さない。
自分の思い通りにならないと不機嫌になる。
注意すると逆ギレ。
「このままで大丈夫?」そんな不安がよぎることもあると思います。
でもね。
思春期の子どもが我慢できないのは、性格の問題ではありません。
ここには、ちゃんとした理由があるんです。
我慢は能力であって、根性ではない
我慢する力、衝動を抑える力は、脳の「前頭前野」という部分が担っています。
この前頭前野は、自己コントロールや判断力をつかさどる場所。
でも実は、思春期でもまだ発達途中なんです。
つまり、「我慢しなさい」と言われてすぐできるほど、完成された機能ではない、ということ。
さらに大事なのが、脳は不安や恐怖を感じると、生存モードに入ります。
そのとき優先されるのが、戦う・逃げる・固まる といった反応。
安心していない状態では、そもそも冷静に我慢するモードに入りにくいんです。
安心が自己コントロールを育てる
愛着理論では、「安全基地」という考え方があります。
安心できる存在がいる子どもは、外の世界で挑戦できる。
失敗しても戻れる場所があるから、一時的な不快に耐えられる。
これが自己コントロールの土台です。
発達心理学のエリク・エリクソンも、乳幼児期に育つ「基本的信頼感」が、その後の自立性や社会性に大きく影響すると述べています。
基本的信頼感とは、
「自分が大切にされている」
「困ったら助けてもらえる」
「ここは安全だ」
という感覚。
この感覚があるからこそ、
「今は待とう」
「今回は譲ろう」
と、自分に折り合いをつけられる。
つまり順番は、安心感→自己コントロール→我慢 なんです。
我慢は、最初に教え込むものではなく、心が満たされた結果として育つ力です。
「我慢させる」と「我慢できる」は違う
外側から抑え続けると、子どもは 従う・反発する のどちらかになりやすい。
でもそれは、本当の意味での「自分で踏ん張る力」ではありません。
安心感がある子は、親に従うから我慢するではなく、自分で選んで踏ん張ることができる。
ここが大きな違いなんです。
思春期からでも遅くない
「もう、思春期だから遅い?」そう思いますよね。
大丈夫です。
基本的信頼感は、乳幼児期が土台ではあるけれど、思春期でも回復します。
たとえば
・否定せずに最後まで話を聴く
・結果より気持ちに寄り添う
・失敗しても味方でいる
これだけで、子どもの心は少しずつ満たされていきます。
そして、心が満たされると、子どもは自然と落ち着いていく。
「我慢させなきゃ」と力を入れていたときより、自分で考えて、気持ちに折り合いをつけられるようになっていきます。
さいごに
我慢できない子だと感じたときこそ、少し考えて見てください。
この子の心は、ちゃんと満たされているかな?
我慢はゴールではありません。
我慢させなきゃと力を入れなくて大丈夫。
まずは安心感。
それがいちばんの近道です(^^)
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