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子育てママのメンタルサポート
広瀬 ふみです。 
 


子育ても、自分の心も大切にしたいママへ。

イライラ、不安、自信のなさ…そんな“心のモヤモヤ”を心理学とコーチングでやさしく整えるヒントをお届けしています。

 

 
 
 
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 自己肯定感は減らさない

 

 

以前、アメリカ・イギリス・ドイツ、そして日本を含む、7か国で行われた調査があります。

 

 

そこでは、日本の若者の自己肯定感がとても低いという結果が出ていました。

 

 

他の国では、約8割の若者が「自分自身に満足している」と答えたのに対し、日本では5割にも満たなかったのです。

 

 

この数字を見て、ドキッとした方もいるかもしれません。

 

「うちの子、大丈夫かな」

 

「私の関わり方、間違ってる?」

 

そんな声が、浮かぶかもしれませんね。

 

 

私もそのひとり(^^;)

 

 

でも、ここで大切なのは、親のせい探しをしないことです。

 

 

 

 

 自己肯定感は、生まれたときからある

 
 
自己肯定感とは、「自分はここにいていい存在だ」と思える感覚。
 
 
赤ちゃんを見ていて、「どうせ私なんて...」なんて思ってる姿、見たことありますか?
 
 
ないですよね。
 
 
できても、できなくても、
 
泣いても、笑っても
 
子どもはただ「自分であること」にOKを出しています。
 
 
つまり、子どもは、生まれたときから自己肯定感のかたまりなんです。
 
 
じゃあ、なぜ大きくなるにつれて
 
「どうせ私なんて」
 
「こんな自分はダメ」
 
が増えていくのでしょう。
 
 

 なぜ、増えていくのか

 
 
それは、子どもが成長する過程で評価される世界に入っていくからです
 
 
テストの点数・成績・順位
 
「できた・できない」
 
「すごい・すごくない」
 
 
社会で生きていくために、私たちは少しずつ「比べられる世界」に足を踏み入れていきます。
 
 
そこで子どもは学びます。
 
 
「できたら褒められる」
 
「できなかったらがっかりされる」
 
「期待に応えないと、価値が下がる」
 
 
子どもの心は、まだ成長途中にあります。
 
 
だからこそ、周りの空気を感じ取り、評価されるかどうかに敏感になる。
 
 
それは、生きていくために必要だった力なんです。
 
 
そう感じとるしかなかったのは、子どもなりに一生懸命、この世界に適応しようとしていたから。
 
 
とても自然な心の反応なんです。
 
 
こうして少しずつ、「私は私でいい」という感覚よりも
 
「ちゃんとしている私じゃないとダメ」という感覚が上書きされていきます。
 
 
自己肯定感が下がったのではなく、あとから条件付きの価値観がかぶさってきただけなんです。
 
 

 優越感と劣等感は、同じ仲間

 
 
実は、優越感と劣等感は同じ種類の感情です。
 
 
「すごいね!」と言われて、自分の価値が上がった気がする→優越感
 
「ダメだ」と感じて、価値が下がった気がする→劣等感
 
 
どちらも、自分の価値を他人の評価に預けている状態。
 
 
だから振り回されるし、人の顔色が気になるし、疲れてしまうんです。
 
 
自己否定感が強い人は、心の中でずっと自分にダメ出ししている状態
 
 
失敗すると「やっぱり私が悪い」
 
落ち込むと「努力が足りないからだ」
 
 
これ、子どもだけの話じゃないですよね。
 
 
正直、私たち母親の方が得意技だったりします。
 
 
 

 友達には言わない言葉を、自分に言っていませんか?

 

 

もし、あなたの大切な友だちが同じ状況にいたら、どんな言葉をかけますか?

 

 

「それはしんどかったね」

 

「よく頑張ったと思うよ」

 

きっと、そう言いますよね。

 

 

でも、自分には、同じ言葉をかけない。

 

 

むしろ、一番厳しい言葉を、一番近くで浴びせている。

 

 

これが自己否定感です。

 

 

 自己肯定感は「高める」ものじゃない

 

 

自己肯定感は「高める」ものではありません。

 

 

「失わせないもの」です。

 

 

なにか特別な声かけをしなくてもいい。

 

 

褒め続けなくてもいい。

 

 

ただ、否定しないこと

 

 

 子どもの話を聞く=子どもを受け止める

 

 

「言い訳しないの!」って言いたくなる場面、ありますよね。

 

 

でもその言い訳、子どもなりの「考え」や「気持ち」だったりします。

 

 

だからまず、正解探しを横に置いて、聞いてみてください。

 

 

「そう思ったんだね」

 

「へぇそうなんだ」

 

「それで?」

 

肯定もしない、否定もしない。

 

ただ、受け止める。

 

 

それだけで子どもは「私はここにいていい」と感じます。

 

 

話し終えたあとに「それで、あなたはどうしたい?」と聞いてみる。

 

 

子どもも自分なりの答えを持っています。

 

 

 聞くこと=甘やかし、ではない

 

 

よく聞かれる質問があります。

 

 

「それって、甘やかしじゃない?」

 

「親が導くべきじゃない?」

 

そんな不安も出てきますよね。

 

 

でも、話を聞くことは、子どもの言いなりになることではありません

 

 

しっかり聞いてもらった子の心には、親の意見を聞く余白が生まれます。

 

 

「ママの考えも言っていい?」

 

そんな対話が、ちゃんと成り立つんです。

 

 

 感情に、良い悪いもない

 

もうひとつ、否定しないでほしいものがあります。

 

 

それは感情です。

 

 

楽しい・嬉しい・悲しい・悔しい・不安・怖い

 

どれも人として自然なもの。

 

 

でも親はつい

 

「そんなことで泣かない」

 

「気にしすぎ」

 

と言ってしまいます。

 

 

実はそれ、情そのものを否定している状態。

 

 

悲しみは、分かち合うと半分になり、嬉しさは、受け止めると倍になります。

 

 

「そう感じたんだね」それだけでいいんです。

 

 

 さいごに

 

 

子どもの自己肯定感を守るために必要なのは

 

 

ママ自身が、自分を否定しないこと。

 

 

完璧じゃなくていい。

 

イライラしてもいい。

 

落ち込んでもいい。

 

 

そう思える背中を、子どもはちゃんと見ています。

 

 

自己肯定感は、教えるものではありません。

 

 

生き方で伝わるもの。

 

 

あなたは、もう十分、やっています。

 

 

少しだけでもいいので、自分に優しくしてあげてくださいね。

 

 

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