ご訪問ありがとうございます。
子育てママのメンタルサポート
広瀬 ふみです。
- * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * -
「人と距離を取るって、なんだか冷たい気がする」
「壁を作ったみたいで、親密になれない気がする」
そんなふうに感じたことはありませんか?
とくに、信頼できる人や大切な人と関わる時ほど
「心をオープンにしなきゃ」
「本音で話さないと本当の関係は築けない」
そう思ってしまうことがありますよね。
でも、その一方で
「自分を守りたい」「無理はしたくない」と感じる瞬間もある。
この“心の距離”をどう取ればいいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
心の距離を取る=冷たい、ではない
心理学では、この“心の距離”を「境界線(バウンダリー)」と呼びます。
といっても、難しく考える必要はありません。
たとえば
家の玄関にもドアがありますよね。
カギをかけるのは、誰も入れないようにするためじゃなくて、安心して「おかえり」と言える場所を守るため。
それと同じで、境界線は「心を閉ざす線」ではなくて、心を安心して開けるための線なんです。
本音で全部話す=親密、とは限らない
たとえば、仲のいい友達でも、「今日はなんか違和感があるな」と思う日ってありますよね。
でも、そのたびに
「いま、あなたの話を聞いててちょっとモヤモヤしてるんだ」
と正直に伝えたらどうなるでしょう?
きっと、関係がギクシャクするかもしれない。
本音を100%出すことが「誠実」ではありません。
本音をどう扱うかが大切なんです。
たとえば、相手を思ってあえて言わないこと、優しい言葉に変えて伝えること。
それは我慢ではなく、思いやりの表現なんです。
心の線があるから、安心してつながれる
「境界線」って、自分と相手を切り離すためのものではなく、お互いを大切にするための見えない線なんです。
たとえば
・職場のひとには、心を20%~30%くらい開く
・友達には、50%くらい
・家族には、70%くらい
そんなふうに、誰にどのくらい心を開くか、自分で決めていいんです。
それができると、人間関係の中で「疲れない自分」でいられます。
つまり、境界線は「距離を取る線」ではなく、「お互いが安心して近づくための線」なんです。
たとえば
心の距離がゼロ、つまり「何でも言って」「なんでも受け入れて」となると、
相手の感情がそのまま自分の中に入ってきて、しんどくなりますよね。
逆に、距離を取り過ぎると、相手の存在を感じられず孤独になる。
だからこそ
「このくらいの距離なら安心して話せる」
「この範囲ならお互いが心地いい」
というちょうどいい線が必要なんです。
その線があるからこそ、相手に近づいても自分を見失わずにいられる。
つまり、安心してつながれるわけです。
心を守ることは、つながりを育てること
心を守ることと、心を閉ざすことは違います。
たとえば、寒い日にコートを着るのは、外の世界を拒絶したいからじゃなくて、自分を守って、あたたかく過ごしたいから。
同じように、心を守ることも“つながりをさえぎること”ではありません。
むしろ、安心して人と向き合えるための準備なんです。
さいごに
心を100%オープンにしなくても、本音を全部言わなくても、あなたはちゃんと誠実でいられます。
優しく線をひくことは、自分も相手も大切にすることなんです。
************

