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子育てママのメンタルサポート
広瀬 ふみです。
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自分への優しさが生む本当の強さ
「自分を甘やかしたら、どんどんダメになる」
そう信じて生きてきた人、多くないですか?
私も長い間そう思っていました。
落ち込んだら「もっと、しっかりしなきゃ!」
失敗したら「もっと、努力しなきゃ!」
と、まるでムチを打つように自分を奮い立たせてきたんです。
でも、どれだけ自分を追い立てても、心は軽くならないどころか、ますます疲れ果ててしまっていました。
セルフ・コンパッションという心の力
心理学では、この“自分への優しさ”をセルフ・コンパッションと呼びます。
これは、辛いときや苦しいときに、自分自身に手を差し伸べる気持ちのこと。
研究によると、自分を思いやる気持ちを持っている人の方が、失敗しても立ち直りが早く、挑戦を続けやすいことがわかっています。
意外かもしれませんが、自分を責め続けるより、
「そんな日もあるよね」
「ここまでよくやった」
と声をかける方が、心は安定し、次の行動もスムーズになるんです。
よくある疑問
「自分に優しくしたら、努力しなくなるんじゃない?」
...私もそう思っていました。
でもね、本当は逆。
自分への優しさがある人ほど、落ち込んでも自分を見捨てず、また立ち上がる力を持っています。
たとえば、
ある女性は仕事でミスをしたとき、以前は「私はダメだ」と何日も引きずっていました。
でも、自分に
「誰でもあることだよ」
「今回はこうすれば次は大丈夫」
と声をかけるようになってから、気持ちを切り替えるまでの時間がぐんと短くなったのです。
これは甘やかしではなく、心を立て直すための回復のスイッチ。
このスイッチがあるからこそ、次の一歩を早く踏み出せます。
逆に、自分を責め続けるやり方は、心のエネルギーを削るだけ。
挑戦する勇気も、回復する力も奪ってしまいます。
だからこそ、自分に優しくすることは、長く走り続けるための最も現実的な方法なんです。
心にも手当が必要
イメージしてみてください。
山道を歩いていて転んだとき。
横で「だから気をつけろって言ったのに!」と怒られるのと
「大丈夫?立てる?」と手を差し伸べられるのと、どちらの方がもう一度歩こうと思えるでしょうか?
心も同じです。
責められると動けなくなりますが、受け止めてもらえると、自然にまた前に進もうとします。
「厳しさが成長のカギ」というのは半分正しくて、半分間違い。
厳しさだけでは、心はいつか折れます。
人が本気を出せるのは、安全な場所があるから。
その安全な場所を、自分の中につくることができたら、人生の舵取りはずっと楽になります。
「甘やかし」と「セルフ・コンパッション」の違い
ここで大切な区別をさせてください。
自分に優しくする≠なんでも許す
自分に優しくする=失敗した自分も受け入れた上で、次の行動を考える
たとえば
・
甘やかし:「ミスしても仕方ないよね。気にしない気にしない」
・
セルフ・コンパッション:「ミスして落ち込むのは当然。でも人間だから完璧じゃなくて当たり前。今度はどうすればいいかな?」
こんな違いがあるんです。
今日からできる3つのステップ
それでも心配という方もいると思います。
まずは小さなことから試してみてください。
いきなり大きな失敗に優しくなる必要はありません。
1.小さな失敗から練習する
朝寝坊した日に「ダメな人間だ」ではなく「疲れたんだね」
電車を一本逃したとき「なんでもっと急がなかったんだろう」ではなく「次があるよね」
2.できなかったことより、今日できたことに目を向ける
「今日は3つしかできなかった」ではなく「今日は3つもできた」
「まだ半分しか進んでない」ではなく「もう半分も進んだ」
3.自分への言葉を、親しい友人に話すように優しくする
友達が同じ失敗をしたとき、あなたはどんな言葉をかけますか?
その同じ優しさを、自分にも向けてみてください。
優しさこそが本当の強さ
自分を優しく扱うことは甘やかしではありません。
それは、心がもう一度立ち上がるためのエネルギー補給です。
あなたがあなたの味方になれるとき、生きづらさは少しずつ和らいでいきます。
そして、その優しさこそが、長く走り続けるための最も現実的で、最も強い力となるのです。
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