夫はとても忙しい人で、
平日は大抵午前1時過ぎ
土日も出勤が多く
彼が早くに亡くなるなら
過労死だろうと思っていた。
私達は共働きだけど
夫がそんな風なので家のこと
子供のことは私が任されていて
家計も私が管理
夫は我が家にいくら貯金があるかも
分からない状態
子供達の成績もよく知らず
学校へ出す提出物など
書くのは全て私、
PTAの役が回ってくれば
大きなお役も全て私
そんなわけで、私は常日頃から
不満だらけだった。
夫は自分の仕事に集中できて
帰ったらご飯が出来ていて
アイロンもかけてあって
でも私は疲れて帰っても
ご飯の支度をして
子供達の用事も済ませなければ
ならない。
私は自分の仕事以外の負担が
多すぎやしないか。
夫が亡くなって
彼が自分の会社の仕事以外に何をして
くれていたかを考える。
資源ゴミをまとめて捨てる
朝、燃えるゴミを捨てに行く
可能なら洗濯物を少し干す
私が寝落ちしていたら
食洗機を回して翌日のご飯をセットする
遠出する時は運転を担当
録画した動画をブルーレイに落とす
私の行き届かないシンクの掃除をする
庭の草取り
空気清浄機のフィルター掃除
などなど
挙げていくとこんなにも
やってくれていたんだなとわかる。
それに対して不満だらけだった私は
なんてバチ当たりなのか。
感謝するどころか文句ばっかり言って。
神様はそんな私に
「お前にはこんな良いダンナさんは
もったいないから」と
取り上げてしまったんじゃないのかな
そう思えて仕方がない。