ぼくら飼主と
共に生きる動物の
穏やかな旅立ちは
なかなか難しい。
ぼくら飼主と
共に生きる動物は
野生動物と違って
獣医療によって
治療を受けることが
できる。
野生動物は
治療を受けることが
できないから
自分で回復できなければ
延命することがなく
旅立って逝くしかない。
点滴することもなければ
食欲増進剤を
飲むこともなく
誰から給仕される
こともないので
食べられなければ
旅立って逝く。
ぼくら飼主と
共に暮す動物は
病気になれば治療をするし
食べなくなれば
動物が食べられるように
努力するし
死なないように
延命治療もする。
そうなると
身体が枯れるように
ならないので
穏やかに旅立つのは
難しい。
野生動物のように
枯れるように
穏やかに旅立つには
身体は旅立ちの
準備をしていかないと
枯れていかないので
旅立ちの直前まで
治療してる
ぼくら飼主と
共に暮す動物は
身体が旅立ちの準備は
できない。
そのために
枯れるように穏やかな
旅立ちが難しくなる。
ぼくら飼主としては
動物が調子悪くなれば
治療するし
食べられなくなれば
食べられるように
努力するし
死にそうになれば
延命治療はする。
それは当然だし
それが飼主。
目の前に弱っていく
共に暮す動物を
何も治療しないで
ただ、旅立って逝くのを
みてるだけ
なんてできない。
現代医療が進み
できる治療はたくさんある。
治療が進歩して
たくさんできることがあって
共に暮す動物を治療して
なるべく長く生かして
旅立たせないように
することができる。
それは、ぼくら飼主と
共に暮すことを選んだ
動物の宿命なんだと思う。
ぼくら飼主としては
穏やかに旅立たせて
あげたいと思うけど
現実的には
難しいことが多い。
ぼくら飼主と
共に暮す動物は
野生動物とは違って
ぼくら飼主の想いが
共に暮す動物を
死なないように治療する。
死なないように
治療する以上
穏やかな旅立ちは
難しいことがあることも
頭に入れておく必要が
あると思うのさ。
看取りは死ぬように
治療していくんだけど
死ぬように治療していく
なんてできないもんね。
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