いらっしゃいませデレデレ

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少し前の話になるが、お盆の休暇中

行事の一環として私の実家へ行った。

 

ナツが帰ってきたら出来るだけ私の両親にも

孫の顔を見せようと思うのだが

まぁーー20代の若者が実家へ帰ったら

友達と会うのに忙しくてなかなか時間が取れないのは

必然なので、延ばし延ばしになっていた。

ナツにも祖父母を優先しろとも言えず

今回ちょっと久しぶりになった。

 

何をするわけでもない。

単にみんなでワイワイとご飯を食べて

まぁ夏だとテレビで甲子園の試合なんかをやってるから

「今年も負けて帰ってきたねぇ」と

地元の高校の試合結果を話したりする。

私の母に至っては毎度ナツに同じことを聞くという

恒例のイベントもある。

 

「仕事大変なん?」

「何やっとるがけ?」

「パソコン使うがけ?」

などなど。

 

別に記憶に留めようとかは全然思ってない。

ただ聞いているだけで、ナツの答えを流しているから

15分くらいするとまた同じことを聞く。

ナツも慣れたもので、また同じ回答を同じテンションで

言って聞かせる。

 

「あらぁ〜そうながけぇ…」

納得したふうな返事をするが、流している。

 

でも多分、夫婦2人で暮らしていて

もう仕事をしている訳でもないし

大した会話もしてないんだろうな……と思うと

孫に同じ質問するのさえも楽しいのかもしれない

と思いながら、隣は私は黙々と持ってきたお寿司を

食べるのだった。

 

 

お正月に「お年玉」があるように

お盆にも「お盆玉」ってものがあるというのを

私は結婚して知った。

夫の実家あたりの風習なのかもしれない。

 

当然私の両親も「お盆玉」なんぞ知らなかった訳だが

自分たちにとって孫はナツだけなので

何かと物をあげたくなる。

そんな時に「お盆玉」なんてのは実にいい口実だったわけだ。

 

大学も卒業して働きだしたのだからと

それらのお小遣い「玉」は無くなっていた。

ところが最近また復活しだした。

この夏ナツにお盆玉を渡しながら私の父は言っていた

「これがもう最後になるかもしれんしな」。

 

しんみりするところでもない。

最後かもしれんと、去年も言っていた。

父曰く「80を超えると、急に色んなことに対して

やる気を失う。もうお迎えが近いのかもしれん」

という事らしいが。

まぁそんな感じの話を毎年聞いているので

これもまた母の15分ごとに同じ質問をする

あの現象と同じで、私も「あらそうなのね」と

毎年同じテンションでやんわり話を聞く。

 

そんなこと言いながらも案外2人して元気なんだから

偉いよなぁと思う。

 

 

 

実家の玄関前にはちょっとした植栽があり

なぜか来るたびに様子が違う。

何かと「植える」のが好きな母がまた

何かを勝手に植えて、面倒を見ないから枯れていたり

たまたま強い物だと世話もしないのに

増えていたりするのが原因だ。

 

今回はなんと、ローズマリー畑になっていた。

なんか見たことある植物だなぁと思い

葉っぱをちぎって匂いを嗅ぐと、それだった。

ハーブはどうも強いらしい。

 

家でハーブを育てるっていうのが

ちょっと優雅な感じがしたので、

数本切ってもらってきた。

さて、うちで育つのだろうか。

 

 

ひとまず水につけた。

ネットでローズマリーの挿し木について調べると

案外簡単にイケるらしいことがわかった。

ネット情報では1〜2時間水を吸わせたら

土に植える……とあったのだが

発根するのか不安だったので、しばらく様子を見た。

かなりしばらく。

3週間くらい水につけてやった。

 

すると、根っこが出てた!

薔薇の挿し木をしたときもこんな感じだった。

十分に吸水させた後植えると

ぎゅーんと根を伸ばして生きる力を発揮し出す。

 

なんかいけそうな気がするニヒヒ

 

 

という訳で、現在ローズマリーは鉢植えになって

庭の日影が多いところに鎮座している。

 

直射日光の当たらない場所がいいと書かれてたから

まぁ、そうしたんだけど……

でも実家の玄関前はガッツリ日当たりがいい。

別にそこまで気を遣わなくても

増えていくんじゃないか、って気もしている。

 

さて、挿し木のローズマリー増えてくれるだろうか照れ

 

 

 

クローバー クローバー クローバー

 

 

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