国立病院機構 EBM・ネットワーク共同研究
「自閉スペクトラム症小児への応用行動分析(ABA)早期療育と、2~3年後の予後の関係を明らかに する多施設共同・前向き観察研究(R6-EBM(精神)-01)」
3歳くらいに診断がついた自閉症のお子さまたちが、
おおむね、小学校入学の頃、どのように成長されているのか、
日本の現状を調べる研究です。
自閉症の診断がついたばかりの方が対象です。
研究に参加いただける方の登録を、すでに開始しています。
このブログからも、多くの方にお問い合わせや、参加申し込みをいただき、
誠にありがとうございます。
今後まだ1年半近く、登録期間がありますので、
関心をお持ちの方は、どうぞ何なりとご連絡ください。
「自閉症と診断され、これからABA療育を始めたい」という方から、
たくさん研究参加のお申し込みをいただいているのですが、
ABA以外の療育の方の参加が、今のところ少ない状況です。
研究ですから、可能な限り先入観は排除して、公平に、
ABA療育と、ABA以外の療育を、比べてみたいと思っています。
日本の現状では、
自閉症の診断がつく前に、子どもさんに何らかの療育が、はじめられていることもよくあります。
(注.私は、「診断がつく前から療育がはじめられること」
これは素晴らしいことと思っています。)
下の図をごらんください。
気づき: 子どもの発達の遅れや障害に最初に気づかれた年齢
療育: 療育が開始された年齢
診断: 診断を受けた年齢
これによれば
① 保護者が「気づき」を感じた時期は「1歳から2歳未満」が最も多く(50%)、
② 療育が開始された時期は「2歳から3歳未満」が最も多かった、
③ 自閉症の診断を受けた時期は「3歳から4歳未満」が最も多かった。
自閉症と診断される前に、療育をはじめたお子さんも、たくさんいると思います。
ABA以外の療育だったかもしれません。
自閉症の診断がついたあとも、そのまま、(ABA以外の)療育を続けたいとお考えの保護者様、
ぜひこの研究にご参加いただけないでしょうか。
私は、どの療育を受けられた方でも、
あるいは、「療育はしない」という方でも、
ご縁のあったお子さまの成長を、一緒に見守らせていただきたいと希望しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
*1.
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