冬の夜空に、真っ先にオリオン座を探してしまうのは、子供の頃からだった。
中心の三ツ星を目印にその星座を見つけると、安らぐのと同時に、身体の奥底がザワザワする、不思議な感覚。
自分の出生星を知ったのは昨年のこと。
(シータヒーリングをされている田中舞さんに教えていただいた。)
さそり座のアンタレス、
くじら座のタウ、
そしてオリオン。
けいこヴァールハイトさんの遠隔セッションを受けるようになってから3年、自分が宇宙での戦いで数々の悲惨な体験をしているのは聞いていた。だけど、それについては、かたくなに、他人事のようなスタンスでいたように思う。
オリオン大戦がどのような戦いであったのか、知りたいとも思わず。
映画『STAR WARS』は一度も観たことがなく、CMが流れるだけで嫌な氣分になった。
先日のけいこさんの遠隔セッションは、私(私達)の、オリオンでの戦いによる呪術の解除がメインだった。
「あなたの内側にある『愛の足りなさ』。愛を取りに行こうとする時、あなたは足をくじき、びっこを引きそしてもう一歩も歩けなくなる。そして「私には愛は必要ない」とそっぽを向いている。」
「愛する人の手を決して取れない、真に愛し愛される生活を送れるはずなどないという疑い」
「右頬、右腕、右耳、右側にかけられた(自己肯定感を低くする)サブリミナル的な呪い」
(このセッションの後、ここのところ氣に病んでいた身体の、特に右の首筋の痛みが急激にやわらいできた。)
戦場には埃が吹き荒れ、光はかき消された。
私はたくさんの瓦礫の下敷きになっていて、身動きがとれない。
子供は、愛する人は、もう殺されてしまった。
自分は戦いに行けなかった、助けにいくことができなかった…
溢れ出す涙と嗚咽と後悔。
愛する人が小さな船に乗り、敵に向かっていく光景が見える。
しかし、彼はもう敵にロックオンされていて、浴びせられる火線から逃れることができない。
彼は瞬時に沸騰し、粉々になり、蒸発して宇宙に溶けていった。
その瞬間、思い出しただろうか?
私達の何気ない、だけど愛に満ちたりた日常の日々を。

ぼろぼろの私は、地球に逃げのびた。
周波数を下げて、絶対に敵の目に留まらないように。
そして、愛する人達を失ったことを思い出さないために。
それなのに、悲しみは常に共にあった。
私は、得体の知れない悲しみ(それは自分のものでもあり、他人のものでもあった)に翻弄された。
私は決して幸せになどなりませんから、どうか許してください。
そうやって生きてきたのだ。

昨夜も散歩しながら、ふと空を見上げたら、真正面にオリオン座が輝いていた。
ああ、あの場所が、私の故郷だったのだ。
勇気を出して
愛を思い出してね
そして、いつかここに還ってきてね
それは、今まで見た中で、一番やさしいオリオンだった。
