突然ですが。

この春から、私の中に第二次椎名林檎ブームが沸き起こった。

今更ながら東京事変の曲も聴き込んでいる。

その、林檎さんの初期の曲で”依存症”という曲があるのですが、今でもそれが私のベストナンバーでもある。(曲のタイトルからして、カラオケで歌うには万人受けしない…(笑))

 

その曲のサビに

 

あたしが此のまゝ

海に沈んでも

何一つ 汚されることは

ありませぬ

 

という歌詞があって、もう20年近く前からだけど、その部分を聴くといつも、私の中から何やら得体の知れないモヤモヤした気持ちがこみ上げてくるのだ。

その理由が、やっと、わかった気がしている今日この頃。

 

3月にライフパス・アカデミーのWSに参加した時、自分にもマルタの先史文明時代の過去世があることを、あべけいこ先生に教えていただいた。そこで、「もう決して神を信頼し得ない」と思うほどの哀しい体験をしたということを。

 

そのことがずっと引っかかっていたので、けいこ先生からマルタで先史文明ブロック解除をするとお知らせがあった時は、真っ先に申し込みをした。

申し込み直後から、特に何か悪いことが起きたわけでもないのに、ものすごい不幸に襲われるという恐れ、自分は結局は幸せになれないのだという諦め、とにかくもう生きていたくないという気持ちが、波のようにやってきた。

 

ああ、これは明らかに膿み出しだと、落ち過ぎないように気を配り、一緒にセッションを受けるお友達に弱音を吐きつつも、できるだけ淡々と過ごした。

 

ゴゾ島の遠隔セッションを受けた日の晩、布団に入ったとたん、仙骨や腰回り、お尻に今まで体験したことのないような痛みが走り、何だこれは…?と思いながらもどうしようもなく眠くてウトウトしていたら、自分が海の底に沈んでいるような気持ちになった。

 

そして、その後見た夢。

 

私は娘の歯を磨こうとしているのだが、何故か娘を水の底に沈めて、その状態で歯を磨こうとしていた。

娘は水の中から、無表情に私の目を見つめている。

私は、もう引き上げないと、この子が死んじゃうと思うが、何もできず呆然と娘を見下ろしている。

 

その夢は、日にちが経つほどに鮮明になり私を苦しめた。

娘と顔を合わせる度に夢のことが思い出され、この娘を絶対に守らなければという気持ち以上にイライラ感も募り、必要以上に怒ってしまったり。

娘の反抗もひどくなる一方で、どう接したらいいのかわからなくなった。

そして、一緒にお風呂に入る時。

私はもしかして、娘をお風呂に沈めてしまうんじゃないかと、そんな恐怖に何度も襲われた。

 

その夢については、有難いことに、けいこ先生が自身のブログで解説してくださり、そういうことだったのか…とようやく気が楽になってきた気がしています。

 

うちの娘は顔や頭に水がかかるのがとにかく嫌いで、毎日一緒にお風呂に入るのも一苦労である。

こどもってそんなものだとは思っていたけれど、娘にも水に対する恐ろしい記憶があるんだと思い始めた。

当時5歳で津波で死んでしまった私の娘と、今の私の娘の魂が同じかどうかはわからない。

が、今生私の娘として生まれてきているのだから、おそらく同じような体験をしているのでしょうね。

 

私は海が好きだ。

海の前では自分は無力であるという心細さもあるけれど、それ以上に懐かしいような、そこに還りたいような気持ちになるのは。

遠い遠い昔、自分がそこに生きていたからなんだ。

コバルトブルーの空、その永遠のような果てで繋がる海。

太陽の光が様々な紋様を海面に描く。

今出会っている友達も、みんなそこにいた。

津波にのまれて、愛する人を助けることもできず、そして自分も死んだ。

心から悼みます。

そして、この海に沈んでいる悲しみの記憶を解き放ち、これからの人生を生ききっていく。

 

けいこ先生と一緒にマルタを旅されたSさんがゴゾ島のお塩をお土産にくださった。

この瓶の重さを受け止めた時。

不思議ですね、涙がポロポロと出てきて、止まらなくなりました。

本当に本当に、ありがとうございました。