迷うことないよ。

行ったほうがいいに決まってるじゃん。

「わたしに続く道」より

(山本悦子 著 金の星社)






いつもありがとうございます(*^^*)
岩手のアラフィフ母さんです。
2024年の読書、89冊目


わたしに続く道

小学5年生のリイマ。
母のマミーと、新しいパパのシンちゃん、
カイ、レオの2人の弟と
おばあちゃん(シンちゃんのお母さん)と
暮らし始めたばかり。

母は日本人、元・父はケニア人のハーフだけど
日本で生まれて日本で育って日本語を話してる。

でも、同級生に、
「足が速いのは黒人だから」なんて言われ…
他の子には、それを
「人種差別に反対します!」と言われ…

リイマは
自分が日本人だという思いが、
どんどんゆらいでいく…




リイマはしっかり自分の気持ちを言う子で、
50メートル走で負けた亮が
「黒人だから速いだけだ、いい気になるな」
なんて言った時も
「いい気になってない、わたしの実力」と
言い返すことが出来る子。

だけど、
クラスメイトやいとこに
人種差別だ、とか
真っ黒できみが悪い、とか言われたり、
弟が「ケニアに帰れ」なんて
言われていることを次々に知っていって…

あんなに元気だったリイマが
どんどんしぼんでいくのを見ていて
切なくなった…


そんな時にやってきた、ケニア行きの話。
友達の真子にも
(この子がめちゃめちゃいい子)、
「行け行け行け、行くんだリイマ」と
呪文をとなえられ、
おばあちゃんとケニア旅行に行くことに…!


この展開、
非常にドキドキした。
リイマよ、
元気になって日本に戻って来るんだよ、と
我が子のことを思うように、
念ずるように、強く祈った。



ケニア旅行では
動物、景色、ケニアの人たち…
とても丁寧に描写されていて
自分も
アイさんの運転する
サファリカーに乗せてもらっている気がした、
リイマや一緒にツアーを回る皆さんの
それぞれの気持ちが流れ込んできた。

車酔い、
お尻の痛さ、
弱肉強食…
たくましく生きざるをえない子どもたち…

リイマと一緒に
知らなかったことを知れたのは
良かったなあ…


そしていちばんだいじな
「わたしがわたしだってこと」に
気づけたこと。
ケニア人とか日本人とか
そういうばふっとしたことじゃなく!
リイマはリイマ。
すごくだいじな気持ち。だいじな核!
悩んで、リイマ自身で考えたからこそ
たどり着けたんじゃないかな…


もちろん周りの人たちのあたたかさや
ご縁もあって、だし、
今後生きていくなかで
また気持ちが揺らぐかもしれない。
でも、実際に
自分の目で見て自分で触れて感じたことの
偉大さ、威力ったら、
半端ないことをワタシは知っている。
きっとリイマなら、
その時、その時でちゃんと
気持ちを立て直し確認しながら
生きていくんじゃないかなあ…!

ポレポレ、ハクナシダにっこり気づき




山本悦子さんの本は何冊か読んでいて、
昨年も「マスク越しのおはよう」に感動し、
ブックサンタでも選んだにっこり気づき

今年はこの本、ぜひ推したいです。
若者よ、アラフィフの超絶オススメなり。
小学校高学年くらいから読めるかな、
中高生にもぜひ読んでほしい、
読書の習慣がない子
(本を一冊読み終える自信がない子)にも!
めっちゃ読みやすいよ!




「わたしに続く道」
山本悦子 著
金の星社


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最後まで読んでくださって
ありがとうございました(*^^*)
どうぞ明日も良い日に!
おやすみなさい〜ブルー音符