ある若い患者さんを看取りました。
ご両親がつきっきりで看病してました。
最期にお母さんから
まだ生きてるよね?大丈夫よね?
と何回も聞かれて何も言えませんでした。
すごく優しくて可愛いらしい患者さんで。
よくお話してたから、私も本当に悲しかったです。
でも、もうかなり息苦しそうにしてたから、やっと楽になったのかな。
と。
まだ若くてやりたいことも沢山あっただろうし、あと10年は生きたいと言ってた言葉が忘れられないなぁ。
娘さんに先立たれる悲しみは私には計り知れないけれど。
最期は心をこめて綺麗にしてあげました。
お化粧も、洋服も彼女がお気に入りだったものを着せて。
大切な人の死を受け入れるって本当に辛いだろうなと。
医者も看護師も、どちらかというと命を救うというより、
死を受け入れる準備をするお手伝いもすごく大切だなと思います。
あまり、クローズアップはされないんだけど。
その期間って本当に人生の中で濃い、すごい印象深い期間。
少しなりとも、家族や本人に後悔や心残りが少なくなるようにお手伝いできればいいなと。
私もいつか迎える自分や親の死に対して、自分が元気なうちに精一杯家族は大切にしたいなと改めて感じました。