7/8放送分の感想も入ってます。
デク君達の職場体験編が始まりました。
雄英生徒たちが、それぞれにヒーロー事務所へと赴き、ヒーロー体験という仕事を身にもって経験してくるという課外授業のようです。
いやしかしそれにしても、職場体験って早過ぎでないか気がしてしまうのだけれど。
現実のほうにでも、仕事先に中学生達が「仕事体験」としてやって来てることもあったので、こういうのは珍しいことではないのかもしれない。
でも、高1の1学期となると、まだ学校に馴染んでないだろうし、もっと基礎的なことを学んでからでもいいんじゃないの?と思ってしまうんだけどね。
しかし、見方を変えるなら、デク君にワン・フォー・オールをちゃんと扱えるようにさせたい、習得させたいという展開からの発想かもしれない。
いつまでも、個性発揮する度に骨折バキバキで身体壊させてちゃ、話にならないですもんね。
師匠であるはずのオールマイトは、教師に向かないらしく教え下手らしい。
ならばと、かつて鍛えてくれた恩師に登場させる、というのは、ある意味正解ですね。
古今東西、物語の主人公を成長させてくれる《師匠》的な存在は、知恵も力も持った「老人」というのは、定石ですからね。
「ドラゴンボール」の亀仙人、「スター・ウォーズ」のヨーダ、のような。
そういう存在に出会わせて、根本的なところから主人公を鍛えていく、という計算でしょう。
その為にも、早くても「職場体験」ということを実行させたのかも。
とか考えてしまいました。
で、デク君が訪れたグラントリノという人物、かなりの高齢でボケが始まってるのかと思いきや、さすがオールマイトを震え上がらせるほど鍛えた実績は伊達じゃない。
ボケているようで若い者に負けない実力を持ち、力的にも技術的にもデク君を翻弄することに。
しっかりと問題点を指摘し、改善の為のヒントも干渉し過ぎない程度に教えている。
教育者としてもかなりの適任者。
デク君は良い指導者に巡り会えたようです。
ってか、この回はやはり「教育論」「教育者として」ということが、焦点になっていたように感じる。
デク君と並行で、やがて敵対するであろう死柄木弔が、「先生」と呼ばれる人物から何やら語られていたし。
「すべてを教えるのが教育ではない。自分から考えさせるのも教育だ」
と、双方向で「教育」による導きを行われようとしていく。
また、かっちゃんこと爆豪くんも、精神論的な「教育」が施されようとしている。
教育者が「何」をどのように教えるか、被教育者が答えを見つけられるか、というところが隠れテーマだったのではと思えてきます。
そうした試行錯誤があって、デク君は電子レンジのたい焼きからヒントを得て、体の一部にではなく全身に力を張り巡らす方法を思い付く。
「思考は柔軟にフラットに」
上手い具合に、答えを導き出せて、大きな一歩へ。
学校だけでは見つからない、環境を変えたからこそ見つかる「答え」。
その為の「職場体験」だったのだろうね。
デク君の頭の良さと可愛さが見れて、満足の回でした。
また、語りたいです。