2015年も早くも最後の日となりました。

なんだか年々1年があっという間に過ぎていくような印象があり、去年の年末が昨日のことのように感じます。

香りに関しては、開発のプロジェクトを黙々と続け、様々な香りを見てきましたが、今年印象に残ったこととして、まずは新フレグランスのボトルの色がますますブラックになっていったこと。個人的に黒は大好きなのですが、ローンチするフレグランスがことごとく黒になっていったので、その正反対のAERIN(エステーローダーの孫が作ったブランド)を見ると新しさを感じます。

そして、材料に関しては、パコラバンのオリンピアにも見られるように、バニラやアンバーなどのオリエンタルノートに「ドライ」がつき、ドライバニラやドライアンバー、ドライムスクなどといったノートが増えてきました。個人的に開発しているものにもドライアンバーを入れてみましたが、オリエンタルの甘さを残しつつ、砂糖のようなべっとりした重みがないので、どことなくライトなオリエンタルが目立ってきたような印象を受けます。

2015年に新しくローンチして印象に残った香り、そして以前からあるけれども改めて素敵だと思った香りはこちら:

ALAIA
チュンジア出身のファッションデザイナーが、自身の故郷特有のオリエンタル系の香りでないフレグランスにしたいと考え、ピンクペッパーとフリージア、ソフトでクリーミーなフローラル、そしてアニマリックなノートがとにかく新しく印象的。
alia


CHANEL CUIR DE RUSSIE
1924からすでにある香りですが、いつ試しても新しさを感じる大好きな香り。ロシア兵のレザーがコンセプト。フレグランスではレザーのカテゴリーはとてもニッチですが、AQUA DI PARMAでもレザーの香りが出ているので()少しずつ増えていくかもしれないですね。
cuir de russie


L'OCCITANE PAMPLEMOUSSE RHUBARBE
個人的にグレープフルーツが大好きですが、シダーウッドが加わることで少しマスキュリン、またはユニセックスになっているのが印象的。
l'Occitane Pamplemousse


BEROUDOES
沈香を使った香りのコレクションですが、こんなブランドあったっけ?日本のコンセプトも混ざっているので、今後の展開が気になります。
berdoues


NARCISSO
もともとNARCISSO RODRIGUEZ FOR HERのオレンジブロッサムの部分がたまらなく好きなのですが、こちらの濃厚なフローラルとソフトなウッディ感、そして肌になじむ柔らかいムスクがたまらなく好き。そして若干アニマリックなところが良いです。
narcissi


BYREDO ROSE OF NO MAN'S LAND
ローズのソリフラワー、そのものの美しさを表現したフレグランス。ややルバーブのフルーティ感やピンクペッパーで引き締めているところ、そして私の好きなグリーンノートがたまらない。
byredo


来年もどんな香りに出会って、1年を過ごせるでしょうか。楽しみですね!

2015年、ありがとうございました。