私はものすごく忘れっぽい。
あまりに忘れっぽいので、よく身近なひとが代わりに覚えていて、助け舟を出してくれる。
そして私は、平気でひとさまの脳みそをお借りする。
人名は昔から特に苦手分野で。
で。
エピソードは覚えてて、名前が覚えられないことがままある。
知り合いに『田中さん(仮名)』がいる。
ごく薄い関係の知り合いで、でもよく顔を合わせる。
あ、男性です。
なのに、『田中さん(仮)』が出てこない。
えっとえっとあのひと…で出てくる名前は常に『吉田さん』???
ちがうのはわかってるから、呼ばないけどさ。
たぶん私のなかで、田中さん(仮)も吉田さんも、ごく一般的な、日本人に多い名前ということになっていて。
そして田中さん(仮)は、私にとってものすごく『一般的』を体現してるようにみえる。
一般的、がよくわからないのに。
私にとって『一般的』はこの場合、世間体とか普通とか、そういうものを表してるみたい。
そして、田中さん(仮)は、世間体や普通のさらに平均化したものの権化、のように感じる。
薄い感じ…?
印象が。
いや、すまん田中さん(仮)。
田中さん(仮)は、よくよくみると、全然一般的な男性のくくりには入りにくいのだけど。
ううむ。
普通って、一般的っていったいなんなのだ?とふと思う今日この頃。
普通のひと、一般的なひとなんて、この世におるのかしら?
田中さん(仮)も、よくよくほじくり返して(失礼)話してみたら、めっちゃおもしろいかもしれないのに。
自分は普通だと思ってるアナタ。
もしかしたら、それはアナタの見た目だけかも~!ですよ。ふっふっふっ。