夏至の日に神社へお参りしたり、

茅の輪くぐりをしたりした方も

多いのではないでしょうか。

 

 

こんなご質問をいただきました。

 

 

とても良いご質問です。

 

 

「5月」と「7月」、

別々の数字が出てくると

混乱してしまいますよね。

 

 

それは後ほど

お話しするとして、

 

 

その前に、この問題

「旧暦」と「二十四節気」という、

別々の仕組みが混ざってしまっているために

起こっているんですね。

 

 

まず最初にお伝えしておきたいのは、

 

今年の夏至は6月21日で間違いありません。

なぜなら、夏至は旧暦の日付ではなく、

太陽の位置によって決まる日

だからです。

 

 

 

  二十四節気は「ズレない」季節の物差し

 

まず、私たちがよく耳にする

 

春分・夏至・秋分・冬至、

立春・立夏・立秋・立冬

 

などは、

二十四節気という

太陽の位置や昼夜の長さに基づいた

「季節の物差し」です。

 

 

お盆などは

旧暦と新暦で時期が大きくズレますが、

 

 

太陽の動きで決まる

二十四節気は、

旧暦でも新暦でも

時期がズレることはありません。

 

 

旧暦と新暦のお話

下矢印  下矢印  下矢印

 

 

 

 

  旧暦で考えると「5月」と「7月」になる理由

 

一方で、旧暦

「月の満ち欠け」を基準に

作られたカレンダーです。 

 

 

太陽ベースの現代の暦とは

基準が違うため、

どうしても日付にズレが生じます。

 

 

大体の目安として、

旧暦と新暦はこれくらいズレています。

  • 旧暦の1月 ➡️ 新暦の2月頃

  • 旧暦の3月 ➡️ 新暦の4月頃

  • 旧暦の5月 ➡️ 新暦の6月中旬〜7月中旬頃

 

お気づきでしょうか? 

「旧暦の5月」というのは、

現代のカレンダーでいうと

「6月下旬〜7月頃」

にあたることが多いのです。

 

 

今年(2026年)で見てみても、

旧暦の5月は

おおむね6月中旬から

7月中旬頃にあたります。

 

 

ですから、

ご質問のこたえとしては、

 

「旧暦の夏至は5月」

という説明は、

正しいです。

 

 

そして、

 

「新暦に置き換えると6月下旬から7月頃ですよ。」

 

 

というのも、

表現の仕方が違うだけで、

実はどちらも

矛盾していないのですね。

 

 

 

ただし、

大切なのはここです。

 

 

夏至そのものは、

旧暦の日付では

決まりません。

 

 

太陽が一年で最も北に達し、

昼の時間が最も長くなる瞬間――

その天体の動きによって決まります。

 

 

 

ですから、

今年の夏至が6月21日

であることに変わりはありません。

 

 

 

国立天文台の暦でも、
今年の夏至は6月21日とされています。

 

 

 

 

そして、

私たちが夏至の日を大切にするのは、

太陽のエネルギーが

一年で最も強くなるタイミングだからです。

 

 

 

ですから、

「旧暦ではどうなのだろう」

と難しく考える必要はありません。

 

 

大切なのは、

夏至の日に神社へ足を運び、

茅の輪をくぐり、

手を合わせたこと。

その行動と、あなたの清らかな想いには、

それだけで十分意味があります。

 

どうぞ安心してくださいね。

 

 

暦は人間が作ったもの。

でも太陽は

今日も変わらず空を巡っています。

 

 

私たちは、その自然のリズムを

大切にしていきたいですね。

 

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