代官山のマンションの地下にある看板のない隠れ家レストラン。
元々は会員制だったそうですが、今は誰でも予約できるようになりました。
Saucerは、フランス語でソースをかける、ソースをぬぐいとるという意味。
エスキスなど国内外の名店で研鑽を積まれた郡司一磨シェフが素材のうま味を引き出し、味わい、香りを凝縮したソースと合わせたお料理が頂けるお店です。
スタイリッシュな雰囲気の店内。
オープンキッチンになっていてライブ感を味わいながらお食事が楽しめます。
来店時間に合わせてパンを焼いてくださっていて、焼き立てのパンの香りに食欲のスイッチもON!!
まずはシャンパンで乾杯。
アンドレクルエのシルバーブリュットナチュール。
ドサージュをしていないので、良質なピノノワールのピュアな味わいが楽しめます。
季節のおまかせコース(24200円)にペアリングをお願いしました。
・グジェール
チーズシューに熟成したじゃがいもムース、西洋わさびがよいアクセント。
サワークリーム、キャビアと共に頂きます。
パリの街並みを描いたジアンのお皿も素敵。
・コンソメ
3日間かけて鶏と香味野菜でつくる深みのある味わいのトリプルコンソメ。
旨みと甘みが感じられ、思わず唸ってしまうほどの美味しさ。
・毛蟹
トリプルコンソメでマリネした毛蟹に水晶文旦と青リンゴのジュレが爽やか。
香ばしい胡桃のローストの食感も良いですね。
合わせて頂いたのは、マルセル・ダイス エンゲルガルデン プルミエ クリュ。
芳醇なアロマに柑橘系の香りが爽やか。
・ソーセ
濃厚な金時人参のソースを焼きたてのパンで綺麗に拭って頂きます。
通称 無限パンと呼ばれているパンが本当に美味しくて、お代わりしてしまったほど。
この後出てくるお料理もすべてソーセしていただきました。
・白子
昆布だしで旨みが凝縮された白子はからりと揚がり濃厚クリーミーで美味しい。
フランス唐辛子がぴりりと、南高梅のソースもさわやか。
ネパールの胡椒も良い仕事してます。
合わせて頂いたのは、コンドリュー ギガル。
エキゾチックで、深みのある味わい。
・ロマネスコ
ロマネスコのスープは昆布、椎茸で旨みを出し、塩はほとんど使っていないそう。
素材の味わいを感じられる優しい味のスープにホッと癒されます。
・うずら
フランス産うずらの胸肉のローストは低温調理でしっとり艶やかなテクスチャー。
モモ肉のコンフィはかりっと香ばしい。
平塚の寿雀卵の卵黄をソースのようにからめて頂きます。
合わせて頂いた赤ワインはブルゴーニュのニュイ・サンジョルジュのビンテージ。
フルーティで華やかな味わいで好み。
・ヒラメ
ヒラメに地鶏ムース、アサリ出汁で煮た聖護院大根、ホッキ貝も食感が楽しい。
フュメドポワソンにコブみかんやライムを合わせたエスニック風のソースで頂きます。
ペアリングはブルゴーニュのシャルドネ オーセイデュレス。
フレッシュな味わいがヒラメとマッチ。
・コンソメロワイヤル
寿雀卵とトリプルコンソメのロワイヤル。
帆立にたもぎだけあんかけ、トリュフがふわりと香り、うっとりするような美味しさ。
・蝦夷鹿
北海道産蝦夷鹿のロースとカブリは火入れが見事で最高に美味しかった!!
甘酸っぱいグランヴヌールソースや根セロリのピューレなどソースも又、美味しいんですよね。
合わせて頂いたワインはシャトー グラン ピュイ ラコストの2008年ビンテージ。
黒果実系のしっかりとした果実味が楽しめるワインで、鹿とのペアリングも最高です。
・ル・レクチェ
デセール1皿目は上品でエレガントな味わいのル・レクチェに練乳のアイス、チョコレートグラニテ。
洋梨とチョコレートの組み合わせ、好みでした。
・苺
苺のシャルロット仕立てで、苺の瞬間コンフィチュール、カルダモンアイス、ヨーグルトに蜂蜜とバランスも良く美味しい。
残ったいちごソースは焼きたてのピスタチオのマドレーヌにつけて、最後までソーセ。
フレッシュなハーブティーも目の前で作ってくださいました。
スペアミント、レモングラス、レモンタイム、ジャスミンをシェフが目の前でカットして淹れてくださいます。
香りがよくフレッシュな味わいのハーブティーに癒されます。
オープンキッチンのカウンターは特等席。
シェフがお料理を作られるのを目の前で見ながらお食事が頂けるのが楽しい。
「聞きたいことがあれば何でも聞いてくださいね」と仰ってくださり。
質問攻めで色々聞いてしまいましたが、1つ1つ丁寧にお答えくださるお優しいシェフ。
聞けば聞くほど、シェフのお料理へのこだわりや情熱が伝わってきて、感動。
ジアンのアンティークなどお皿もとっても素敵で、ワインのペアリングも良いし、スタイリッシュでありながら温かみのあるとても心地良いお店、オススメです。






















