世界の素晴らしいデモンストレイターの演技を見た時
誰もが賞賛し拍手を送ります。
自分たちが踊っている同じ種類のダンスとは
思えないほどその美しい姿と演技に酔いしれる
ものです。
そんな素晴らしい演技は自分達とは無縁のものと思い
美しい踊りを目指すことをあきらめていませんか。
同じ踊りを踊れとは言いませんが、少なくとも今よりも
感動的で自分自身も納得できる踊りは出来るものです。
ダンスが上手になる方法はあらゆるメディアで
紹介されていて少なくともいくつかは勉強して
取り組んだことがあるでしょう。
しかし、多くのテクニック教本は
ダンスのハウツーがほとんどで
沢山知識を集めれば集めるほど
外から見ると踊りが固くなり、ぎくしゃくして
テクニックを説明しているようなダンスに見えます。
素晴らしいダンサーは技術も素晴らしいのですが、
音楽に対し、技術以上の造詣が深いものです。
中でも皆さんが真似をできる方法が、音楽の捉え方と
ルーティンの構成の仕方です。
初級の方々は一小節づつしっかり踊ればいいのですが、
少し上手になったら、数小節をまとめて踊りましょう。
ダンス音楽をよく聞くと、演奏形態が解りやすいように、
2小節、4小節、8小節、、16小節と演奏する
楽器やボーカルがまとまって演じています。
つまり、一小節づつ踊るのではなくて、沢山の小節を
一まとめにしてイメージを持ち、流れを一つにするのです。
素晴らしい踊り手は、音楽が聞こえた途端、
すでに自分たちが踊っているのをイメージしています。
プロの棋士が対局した途端、何十手も先まで
読んでいるのと同じような感覚で、
まるで、第三者から自分たちを見ているような
そんな感覚で踊っています。
ダンスは目の前のパートナーと闘うのではありませんから
進行方向が見えた途端、その先を想像して
踊ることができます。
そして一番大切なことは、今演奏されている音楽が
自分達のパフォーマンスの感覚と同じになるように
しっかりと音楽を聴くことです。
ステップを説明するのではなく、
音楽を見せることができるよう
パートナーと音楽を大切にしましょう。