【人間ぎらい】
モリエール著
内藤濯 訳
新潮文庫刊
1952年3月15日発行
またまた古典シリーズである。
モリエール、有名。
でもWho?
何を書いたの?
たまたま手に取った【人間ぎらい】が代表作。
ラッキー。
小説家じゃないんだな。
劇作家だ。
要するに、三谷幸喜みたいな商売だな?
・・・・・・違うか。
ナニナニ、1622年1月15日 - 1673年2月17日だって?
そんなに古い時代の人かい。
いまから386年も前に生まれた人だぞ。
・・・・・・っと、ザッとおさらいして、中身である。
当然、舞台仕立て。
主要登場者8名。
それぞれセリフを持っているのだから、物語の中で何らかの役割を果たしている。
アタリマエか。
無駄な出演者はいないハズ。
アタリマエか。
でも、これは作者が何を訴えかけようとしているか知る上で重要だ。
.▲襯札好函Ъ膺邑?0賈楜い弊椎。ゴマすりを極端に嫌う。(あまりに極端な人物設定に笑ってしまう。)
▲侫ラント:主人公の極端な気質を気遣う友人。世間に接するバランス感覚を持っている。
オロント:主人公とは正反対の、俗物。最大の恋敵。
ぅ札螢瓠璽漫Д劵蹈ぅ鵑世、性格悪し。男どもを手玉に取り、自分がモテることを鼻にかけている。
ゥ┘螢▲鵐函Д劵蹈ぅ鵑僚硝紂1釮罎しい性格。
Ε▲襯轡離─Д劵蹈ぅ鵑僚?達だが、ぜんぜんモテない。妬んでいる。
Л┯?漾同じくヒロインに恋する、恋敵。
・・・・・・、無駄そうに思えるのが、Г─
でも、ヒロインに言い寄る男達が、3人より、4人のほうが座りがいい。
・・・・・・っで、い蓮結局言い寄る,癲↓も、Л┐盥イではなく、ただ手玉に取ることを楽しんでいただけ。
実は、イ廊,鮃イなのだが、△廊イ鮃イだ。
・・・・・・っとまあ、こういう設定を思いついた時点で、この喜劇の半分以上は成功したことになる。
登場人物と、その役割設定がいかに演劇では大事かということがわかる。
結局、脇役であった△鉢イ結ばれる。
控えめで、バランス感覚を持った人間が、結局幸せになるというオチ。
喜劇なのだが、腹を抱えて笑うとまでは行かない。
やはり、舞台で観て、演出とか、役者の技量で作品に命が生じるのだろう。
逆に、どの時代でも、どこでもいそうな俗物と、潔癖症に対する皮肉が強い。
そういう意味で、この作品は普遍性を持っているといえよう。