・・・・・・・っということで、ウクライナの艦船がロシア海軍から砲撃を受け、拿捕されてしまいましたね。
こういう軍事衝突(?)は予想がつかない展開を見せるので、困ったものです。
4年前、黒海のほとり(ブルガス)で塩水に手を浸けたことがあるので、こういうニュースには反応してしまいます。
黒海はとても広い海です。
大海といっていいでしょう。
でも、内海なのですよね。
言っちゃ悪いけど、「内弁慶」なんですよロシア海軍は。
ここから地中海に出るには、細い細いボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過しなきゃならない。
大西洋に出るためにはさらにジブラルタル海峡を通る必要がある。
ロシアは広大な国土を持つ国ですが、大洋に出るためには細い海峡を通らなきゃならない宿命を持っているんです。
黒海艦隊のみならず、バルチック艦隊しかり、ウラジオストック艦隊しかり。
地球温暖化で北極の氷が溶ければ、ロシア艦隊は大喜びでしょうが、いまのところ北極海側に不凍港を持っていないんです。
同じ大国なのに、アメリカは大海に囲まれる海軍国なんですね。
だからロシア海軍は常にストレスを持っていると考えなきゃならない。
(実は中国もそうなんですね。)
今回の事件はそういうストレスから生まれたものだとぼくは思うんです。
だって、ちっぽけなウクライナ海軍をやっつけても誰も褒めませんからね。^m^
日本もウクライナと同じ状況だと考えなきゃならない。
ロシアは絶対に北方四島どころか、一島だって絶対に返還しませんからね。
ここをアメリカに押さえられたら、ウラジオストック艦隊は袋のネズミで何の役にも立ちませんからね。
ですから、日本はこれらの島を返還してくれるなんて本気で思っちゃいけない。
そういう期待が高まると、ロクなことにならない。
だから、返還しろとは言い続けても、実際の条約を結ぶなんて危険だから考えちゃいけないんです。
それよりなにより、いま注意しなきゃならないのは、ロシアがクリミア相手に予行演習していると考えるべきなのです。
なんの予行演習かというと、日本を相手としたときの予行演習なのです。
例えば、ロシアが自信をつけて、日本の海上保安庁の巡視船を砲撃して拿捕したらどうなりますか?
ちょっと心配し過ぎ?
イヤイヤ、ロシア人てぇのはそういう人種だと、歴史が物語っているじゃないですか。


