・・・・・・・っということで、心について考えています。
心は身体とは別のものと考えがちだけれど、それらは不可分であるということ。
それよりも二つは同じものだとの説を書いてきました。
この説では、幽体離脱とか死後の世界とか輪廻はあり得ないことになります。
死んじまったら、心、すなわち自分も消えてなくなるという残念な結果です。
だけれども、心と身体が同じだという考えはそんなに悪くない考えなのです。
身体と心(霊魂)は別のものと考えるから、ハードの身体が無くなっても、ソフトの心は生き続けて欲しいと願うのでしょ。
しかし、心と身体は不可分だという考えば、死後も物理的に生き続けるチャンスが出来るということです。
何を言っているか解らないですよね。
ぼくは男だから残念ながら実感できませんが、女性なら理解しやすいと思います。
妊娠して出産する過程は、まさに細胞分裂、一つの固体が分裂して二つの固体に分かれることなのです。
まさにこれは物理的な現象であり、心と身体が一致した自分というものが子供に受け継がれるのです。
もちろん自分そのままではなく、相手方の自分の二つを受け継いだ「新たな自分」が生まれるのです。
その新たに生まれた自分には、確実にオリジナルの(二人分の)自分が受け継がれたことになるのです。
心を重さのない、コンピュータのソフトのように考えるから、不滅の霊魂という説明の付かないものを持ち出さざるを得なくなります。
ところが、心と身体は同じだとする「物理的」な考えをすると、無理なく次世代に「自分」が受け継がれると証明できるのです。
この考え方は予想外の結論に至ることが出来るのです。
それは、永遠の命が得られるということです。
これってスゴイでしょ?
永遠の命は人類の見果てぬ夢ですが、実はとっくに手に入れていたことに気付くのです。
別の言葉にすれば、「生きるためには死が必要」なのです。
正気に戻って考えれば、物理的に永遠に生きることはハナから無理なのです。
生き物に限らず、全ての存在は変形して朽ちます。
それでも生き続けることなんか不可能なのです。
冷凍保存して100年後に蘇生しても、その先に必ず死ぬのです。
人間というものは、下手に大きな脳を持っているために、心と身体を区別したがりますが、人間以外の動物、植物でさえもそんなややこしいことは考えずに淡々と命を次の世代に繋ぎ続けているのです。
以上、長々と書いてきましたが、ぼくが言いたかったことは伝わったでしょうか。
あくまで「心とは何か」にだけ焦点を絞って書きましたので、子宝に恵まれない人への配慮はわざと避けています。
期せずして、この結論は死後の世界や霊魂を扱う宗教を否定することになっています。
しかし、あくまでも個人の説であって、宗教を冒涜するものではありません。