【東インド会社とアジアの海 (興亡の世界史)】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、面白く読みました。

ヴァスコ・ダ・ガマって、とんでもないワルだったんですね。

東インド会社って、インドの東にあったイギリスの会社じゃないんですね。

東インドって、アフリカの喜望峰から東にずっと南米のマゼラン海峡までの海に対して言うんですね。

ポルトガルもオランダもスッゲェ~残虐な行為をしたんですね。

竜頭蛇尾??
と言っちゃ悪いかな?
前書きが長くて、とっても期待させるって却ってマイナスかも。
いや、内容が悪かったというわけじゃ絶対にないんですよ。
普段は見逃されている観点から歴史を見るという試みには大いに共感を持ちます。
その観点とは、東インド会社を中心として、アジアの海の帝国を語ること。

勿論、アジアの海には日本の長崎・平戸を介した貿易が含まれます。

歴史というものは陸上を念頭において語られますが、海から見るというのはとてもチャレンジングな試みです。

とても興味深く読めましたが、ヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰経由でアジアに至る海路を発見したときから、16世紀から18世紀までの200年間に絞って語られ、残念ながら植民地支配には踏み込みません。
何故なら東インド会社はそれ以前に終わってしまうからです。
もちろん東インド会社は植民地支配の先導役を果たします。
しかしながら、海からの観点からは植民地支配は描けません。
そこで終わるのは仕方ないことで、著者に対して竜頭蛇尾だと批判するのは的外れなことは分かっています。

さらに著者に気の毒なのは、主役たちがろくでもない連中ばかりで品格に欠けることです。
一攫千金を目論んで、命がけで海に乗り出す連中です。
金儲けが総ての連中に、品格のある歴史が作れるはずがありません。

でも、品格があろうがなかろうか、それは紛れもない歴史であり、彼らの活動によって歴史の大きな流れが確実に影響されたのは間違いのない事実です。

人類の進歩というものは、実に多くの紆余曲折があったんだなぁと改めて思わされます。


そんな中、日本がポルトガルと出会った種子島。

なのに、キリストとセットであったためポルトガルが排除されオランダだけが贔屓されたこと。

長崎の出島に押し込められたオランダがなぜ、大人しく江戸幕府の要求を受け入れたか。

海からの視点による歴史は興味が尽きません。