イスラム教を理解する試み(その4) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・っということで、メッカで布教活動を始めたムハンマドは、なかなか上手く信者を増やせなかったようです。

当時、カーバ神殿にはキリスト教も含め、数多くの偶像が祭られていたそうです。

そんな宗教の中で、イスラム教の何がユニークだったのでしょう?

最初の答えは、一神教です。

でも、一神教は既にユダヤ教とキリスト教の専売特許じゃないですか。

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次に考えられるのが、命令調の教えです。

神が直接語ったんだから、命令調になるのはアタリマエですよね。

人は誰でも上から目線で命令されるのはヤですよね。

でも、神様だから仕方ねぇやとなるのです。

(ぼくの経験ではアラブ人、即ち遊牧民は、上から高圧的に言われるのに弱いように感じられました。)

実際はムハンマドから口頭で伝えられるのですから、ムハンマド生意気となるはずですが、神様の言葉を通訳しているんだから、しゃぁねぇ~ヤとならざるを得ませんね。

でも、他の宗教を信じている者たちにとって彼は面白い存在ではないですよね。

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他にもユニークさはあると思いますが、ぼくが一番信者を獲得した理由は「人間は平等であり弱者や貧者の救済を主張したから」に尽きると思うのです。

当時の商業都市メッカにおいて、人間平等であっちゃ困るのです。

何故なら、商業は必ず貧富の差を生むからです。

当時のメッカはいくつかの有力部族が共存していたようです。

そんな中で、平等だなんて説いていたら、自分たちの立場がなくなっちゃいますね。

それでも、何年もかけて徐々に信者を増やしていったのです。

それは、弱い者をターゲットに布教活動をしたからです。

平たく言えば、ムハンマドはマーケティング戦略に成功したのです。

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さらに、着目すべきは入信者第一号が彼の妻であるハディージャだったことです。

現代のイスラム教では女性は低く扱われているようですね。

でも、発生当時のオリジナルでは、女性を粗末に扱う宗教ではなかったのです。

イスラム教初期において、女性がかなり発言権を持って活躍するシーンが数多く出てきます。

どこから、今のように変わってしまったんでしょうね。

神の元では皆平等であるとの教えは、宗教としてのイスラム教の偉大性を語るものです。

今ではアタリマエに思うでしょうが、この考えに至るまでのハードルはとても高いのです。

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つぎに、なぜローカルな新興宗教が急速に広範囲に拡大したか、その理由を考えてみたいと思います。

その鍵となるのが「ウンマ」という概念です。

・・・つづく。