イスラム教を理解する試み(その3) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・っということで、ムハンマド(570年頃 - 632年6月8日)は天才だったと思います。

彼が40歳(頃)に天使ジブリール(ガブリエル)から啓示を受けています。。

それまで普通の商人だったので、かなり遅咲きの預言者といえるでしょう。

ぼくは、これを布教活動を始めるに必要な準備期間だったと推測しています。

商人としてシリアとイエメンを往復している間、多くの情報に接したはずです。

もちろん宗教関係の情報に一番関心を持っていたことでしょう。

その中で、ユダヤ教とキリスト教の一神教が強力であることを知ったでしょう。

自らの宗教は同じセム族の一神教以外ないとしたのは、相当早い段階だったでしょう。

彼の宗教はゼロからの体系ではなく、既存の宗教体系の中にあるのです。

彼の天才性を感じる所以です。

彼の一族(クライシュ族)がアダムとイヴの系図に繋がっていることに着目します。

即ち、彼の家系はユダヤ教(ダビデやソロモン)からキリスト教に繋がる系譜の前の段階であるアブラヒームやイスマイールと繋がっているのです。

これならば、ユダヤ教からもキリスト教からも文句は出ません。

その証拠に、彼は正当な預言者の一人であるとのお墨付きをユダヤ教からもらっています。

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次に彼はキリストのように神の子を名乗りませんでした。

あくまでも神の言葉を伝える預言者の立場を崩しませんでした。

ですから、キリストのように奇跡を見せる必要はなかったのです。

唯一、奇跡的な話としてメッカとイェルサレムを一晩の内にワープしたと語られているだけです。

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彼は文盲であったことになっています。

ぼくはそれが信じられません。

コーランは素晴らしい韻律を踏んでいるらしく、彼の文学的才能は文盲では説明つかないからです。

コーランは神の言葉をムハンマドによって言葉によって伝えられました。

その教えは文字ではなく暗誦で伝えられたのです。

聖書はキリストの弟子によって書かれました。

ブッダも自ら教典を書かなかったし、孔子も弟子が先生の言葉を記録したのです。

コーランもそれを崩していません。

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コーランは神の言葉をそのまま伝えているので明確かつ最強です。

それまでの聖書などとは異次元の強制力を持っています。

後発の宗教として、既存の宗教を否定しているのではなく、預言者として彼が一番正しいのだといっているのです。

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ムハンマドの天才性をいくつか挙げましたが、あくまでも理屈上での話であり、イスラム教が大変優れた宗教であるという考えには変わりありません。

彼が天才であったという証拠はまだまだありますので、次の機会に譲りたいと思います。

・・・つづく。