・・・・・・っということで、「行う」について前回書きましたが、今回は「思う」を取り上げたいと思います。
・・・ホラ!こんなふうにすぐ使ってしまうでしょ。
なんで簡単に「取り上げます」と言わないのでしょう?
いちいち思わないで、さっさと次に進めよと言いたくなります。
思いますを付けるとどんな効果を生むのでしょうか。
「思いますがよろしいでしょうか。」と付け加えるとよく分かってきます。
要するに相手の了解を得てから先に進もうとしているのです。
イヤなら読まなくてもイイんですよという意味が裏にあると思います。
・・・・・・
ワザと使いましたよ。^m^
この使い方にはまた別の意味があります。
「裏にあると思うけれど、ぼくの考えは間違っているかも知れない」という意味ですね。
断定するほど自信がないんでしょう。
・・・・・・
自分でなくとも相手にお願いするときも「思います」を使いますね。
例えば、「次の部屋に移動していただきたいと思います。」なんかでしょうか。
「移動してください」
「移動しなさい」
「(とっとと)移動しろ」
より相手の意思を尊重しているように聞こえますね。
柔らかく行動を促している感じですね。
・・・・・・
ちょっと思いついただけで、「許可を得るとき」「自信がないとき」「促すとき」と三つほど例を挙げてみました。
他にも用例があるかもしれません。
総合的に考えると「思う」を付けることによって、よりソフトな効果を与えたいという心理が働いているのでしょう。
「思う」の多用は最近よく使われる「させていただく」と同じ流れにあるように思われます。^m^
極端に相手との摩擦を恐れるあまり、過度な謙譲語になってしまうのです。
ぼくの感覚からすると、この傾向は滑稽であり、ウザいものであります、
そして何よりイヤなのは、安易に使うことが本人の「語彙の貧弱さ」を物語ることなんです。
何かといえば「思います」ばかり繰り返す人は、優柔不断で、自分に自信がなく、教養のない馬鹿に見られるんじゃないかと思います。^m^