・・・・・・っということで、評判が高かったので観に行った。
何しろやかましい映画。
音量が物凄くって、途中何度も耳を塞いだくらいうるさかった。
セリフまで怒鳴りっぱなし。
ほぼ3時間、ずっとハイテンションのまま。
見終わった後に疲労感が残る。
まあ、こんな映画もあっていいのだろうけれど。
いかにもアメリカ的な拝金主義を描いている。
描き方が容赦ない。
ドラッグだろうが、アルコールだろうが、セックスだろうが、下品な言葉だろうが辺り憚りなく垂れ流す。
(大人の映画なのだから、陰部のボカシは必要ないだろう。)
アメリカンドリームの裏側の恥を隠すどころか、見せびらかしているようだ。
映画としては面白いし、ディーテールもきちんと描けている。
ディカプリオ君も、頑張った。
いわゆる汚れ役だろう。
だが、何かが残らない。
残るのは、乱ちきパーティーの後の疲労感のようなもの。
それはなぜかと考えてみると、暖急の差がなく、全編「急」ばかりなのである。
少しはテンポを落として、「暖」でじっくり人間内部を描く部分があって然るべきだと思う。
例えば、FBI捜査官の惨めな生活のような、貧乏との対比の部分をもう少し増やしても良かった。
とはいえ、ハイテンションのままで押し切るところがこの映画の最大の特徴だから、それはそれで良いか。
タブーに囚われない映画を作る姿勢には敬意を表する。