ある夏、クリス姉妹はあったことのない森にすむおばあさんの家に預けられることになりました。
クリスは、いつも自分のことばかり叱るお母さんが嫌いだったので、ホッともしましたがおばあさんがどんな人なのか心配でたまりません。
しかし、おばあさんはジャムの作り方もパンの焼き方も教えてくれる優しいおばあさんでした。でも、クリスはもうすぐ迎えに来てくれる大好きなお父さんと一緒についていくつもりでした。おばあさんが貸してくれたどこにでも自分が行きたいところに行ける「銀の馬車」に乗っていつもお父さんとでかける夢をみていました。
ついにお父さんがやってきました。お父さんは、知らない女の人と男の子ふたりとあかちゃんも連れています。クリスはお父さんと何も話せないうちに、お父さんはその人たちと去ってしまいました。
クリスは、とてもショックでした。お父さんと二人で暮らす夢がすべて幻となってしまいました。そして、クリスは自分のことばかり叱っているお母さんがどれだけ大変だったのかがわかったのです。
