【タイ移住備忘録⑨】総スカンなワケ。職場の話② | Fiola color school ☆ シラチャ・パタヤでカラースクール 堀越裕子のブログ

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それは、
3ヶ月が過ぎた頃、



教室で
マダム先生と製作の準備を
している時だった。





マダム先生は、私に告げた。





「ゆーこちゃん、ごめんね」










眉を上にあげ、
首を前に出し、





何の話ですか?



っていうリアクションで





マダム先生の話を聞いた。






「ゆーこちゃんが
来るってなった時、



園長からね、



プロが来るから、
プロに全て任せなさい!

プロが来るから、
プロに従って!



プロ、プロ、プロー」




って言われてね、

とにかくみんな面白くなかったのよ。




(やっぱり)



「だから、
大変なことも、
面倒なことも

ぜーんぶ
プロに任せちゃえー!」



って言ってたの。






「そーかもなー、って
薄々感づいていましたよ。




でも、良かったです。


今、こうして良くしてもらっているので!」




と言った。





そしたら、






「クラス分けもねぇ、、、



今のクラス、大変でしょ?



手がかかる子は、

プロに任せちゃえー!

お手並み拝見!



って言って


みんなそっちのクラスにまとめちゃった。」



って、教えてくれた。








ブルブル震えあがる



この衝撃は



いまでも





忘れられない。







胸に鋭利な刃物が突き刺さる
感じだった。








子どもと関わる職業の私達が、




そんな風に子ども達を見て、、、


振り分けたり、、、、とかって







ありえないです、、、。












2クラス合同でやった

体操の時間では、




隣のクラスのと差が歴然だったし、




クラス内には、




着替えが出来ずに、
大声で叫び、机の下に
入っちゃう女の子。



声は出るけど、
言葉をしゃべれない男の子。




ひとりでも
ずーーーっと喋って
座ってられない男の子。





自分の
クラスの子ども達と出会って、




ん?
発達において専門的なサポートが
いる子が何人かいる、、、




って思ってた。





持ってきた教育要領の本とか
発達心理学の本とかも




読み返したりしたっけな。





海外だからなの?

とも思ったほど。






でも、やっぱり、


どんな子でも



ひとりひとり
その子の成長が大切だ、



と、





それぞれの成長に、
個性に向き合ったし、




親御さんとも
綿密に連絡をとるように




出来る限りのことを
全力で頑張っていた。



独身だし、
他にやることも
家事とか主婦の皆さんみたいに
ないし、

全力を注げる私の

担当で良かった。










マダム先生が言った。




「ゆーこちゃん、ごめんね。


ゆーこちゃんのこと
知れば知るほど

いい子だな って思うようになったよ」





  

なんか辛くて、
泣きそうになったけど、





「そう思ってもらえるようになって
良かったです」


と応えた。




内心は、


めっちゃ複雑な気持ちだったけど。







子ども達が帰ったあとの
あの日のあの時間のこと、



今でもたまに思い出す。






一年たった時、



その親御さんの1人から
手紙をもらった。



「ゆうこ先生が
親身になってくれて、救われました。
前の幼稚園では、退園せざるを得なくなり
こちらへ来たのでした
ありがとうございました」



と。



その子は、卒園を待たずに
本帰国をしてしまったけど



目の前ことに一生懸命になる
大切さを


教えてもらいました。







人生には
越えるべき壁がある。

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タイ移住備忘録⑨
職場の話②