「ランチ、どっちにする?」
たとえばそれが、蕎麦屋とイタリアンの選択だったとしても。
そのときの自分の“心の状態”で、選んでしまっていることって、案外ある。
なんかイライラしてるから、がっつりいきたい。
ちょっと落ち込んでるから、あったかい蕎麦がいい。
そんなふうに、選ぶ「理由」は自分でも気づかないところにある。
人生は、選択の連続です。
大きなものも、小さなものも。
転職や結婚や引っ越しみたいな、人生を揺さぶる選択もあれば、
「今日は早起きするか、もう5分寝るか」みたいな、ほんのささいな選択もある。
でもね、どんな選択も、未来に向かう“方向”をほんの少しずつ、変えていく。
そして気がついたら、ずいぶん違う場所にたどり着いている。
つまり、
「今の選択が、未来を固定する」
──これは真理です。
だからこそ、怒ったまま、落ち込んだまま、焦ったままの心で選ばないようにね。
その状態で選んだ道って、あとから後悔する。確実に。
僕の塾生の、ある経営者は、大きな決断の前には必ず「温泉に行く」そうです。
理由を聞いたら、「頭じゃなくて、湯気と一緒に心のざわざわを飛ばすため」と笑ってました。
そうやって整えてから出す答えは、不思議とうまくいくんだって。
感情は悪者じゃないけれど、
感情に“操縦席”を渡しちゃうと、どこに行くかはわからない。
大事なのは、流れに飲まれず、流れを眺めること。
怒りも悲しみも「ああ、今、自分はこういう気分なんだな」と気づくこと。
その上で、少しだけ深呼吸して、決める。
たとえ小さな選択でも、
「そのときの心のあり方」が未来の種になる。
だったら、
心が明るいときに選んだほうがいいよね。
ちょっと面白がってるときに決めたほうが、未来も面白くなりそうじゃない?
あなたの未来は、今日の選択からできている。
大丈夫、ちゃんと選べる力は、あなたの中にあるんだから。
