■スペックをいくら発信していても売れません
商品のスペックをいくら言っても、売れません。
スペックってご存じですよね?
商品の性質とか性能とか素材のことです。
「3000CCエンジン搭載、馬力は何馬力」
これは車のスペックです。
3000CCのエンジンだから、水平対向エンジンだから、直列六気筒エンジンだからって買いますか?
それもちょっとは理由になるかもしれないけれど、欲しくなる最初のきっかけは全然違いますよね。
ボクはBMWという車にずっと乗っています。
BMWが作るある種のクルマは、直列六気筒エンジンという特徴のあるエンジンを搭載しています。
それがすごくいい。
シルキー6と言って、静かでなめらかな加速をするんです。
運転していると、それがすごく面白い。
だからボクは直列6気筒エンジンのBMWばかり乗っていました。
現在も、直6のBMWに乗っています。
愛車BMW528iツーリング
直列6気筒エンジン
(ストレートシックス)
でも、ボクが最初にBMWが欲しいなと思った理由はそれじゃないです。
最初に欲しいと思ったのは、「カッコイイな」と思ったから。
カッコイイな、これ。
BMWってカッコイイよな。
そういうふうに思って、そこから欲しくなったんです。
欲しくなるときはスペックじゃないんです。
スペックでは価値はなかなか伝わらない。
その商品を買うことにどんな意味があるのか。
どんないいことが起きるのか。
どんな問題が解決できるのか。
そういう発信をしないといけない。
簡単に言うと、それがエクスペリエンス・マーケティング。
モノではなくて体験を売る、ということです。

