■料理のついてのマーケティング的考察3 味のクチコミは難しい
前回の記事で味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味、辛味、渋味、風味・・・などなど、たくさんの要素があるというのを書きました。
味に限定しただけでもこれだけの要素があります。
しかし、その味に対する感想の言葉はほぼ「美味しい」しかないんです。
テレビでタレントさんが食べたあと、待ちかまえているカメラに向かって精一杯表情やアクセントに意味を持たせて表現をしていますよね。
気の毒なくらい表現が難しいのです。
と言うことは、
「クチコミが難しい世界」
なのです。
以前の記事にも書きました。
<演出で価値は変わる ② 盛りつけは重要>
それは味については個々に独自の解釈を持っていて、それを恥ずかしがらないのですね。
不思議なことです。
日本人は味以外については、あれだけ他人の意見を怯えるように気にしているのに、味に関しては堂々と自分の主張をもっているのです。
そう思いませんか?
友達が、あそこのラーメンは美味しいと言ったことに対して、躊躇せずにこっちの方が美味しいと言える。
味覚に対しては、日本人は付和雷同をしません。
この傾向は、今後益々深まります。
昔の子どもたちは、放っておかれて育ちましたが、最近は味のことを話題にしながら育てられている子どもが増えています。
あるシェフが言っていました。
子どものうちに味について正しく覚えると一生、きちんと味を評価できるそうです。
1回教えるだけで良いのだそうです。
それでそのシェフはそのために子どものお料理教室をやっていました。
さあ、それではそういうクチコミの難しい世界で、どうしたらクチコミを盛んにすることができるのでしょうか。
それは 「伝えやすくしてあげる」 ってことです。
