こんにちは。
今日はこれから出かけるというのに
どうしてもこれを書きたくなって
パソコンの前に座りました。
りんごです。
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今日、
午前中に少しお出かけした後
自宅に戻って
何気なくテレビをつけた。
でも、全然面白くなくて
録画してある番組でも見ようかな・・・と思って
何気なく「ハウルの動く城」を見始めた。
私
宮崎駿監督の作品が大好きで
他のものもよく見ているのだけれども
この「ハウルの動く城」だけは
なぜか敬遠することが多かった。
理由は簡単。
物語中の「ソフィー」が
どうしておばあちゃんになったり女の子に戻ったりするのか
その仕組みが理解できなかったから。
つまりこの作品のテーマがよくわからなかったからなんだ。
いや、
なんとなく
「自分らしく生きる」ということがテーマなんだろうとは
うっすらわかってたけど
それだけじゃ説明が付かないところが多かったんだよね。
だから
あんまり何度も見てなかった。
でも今日は
急にこれを見る気持ちになって
見始めた。
以下、私の個人的な見解を書いてみる。
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冒頭からこの作品は
「女性性を捨てて生きている女の子(ソフィー)」と
「男性性を捨てて生きている男の子(ハウル)」が
それぞれの性を取り戻していくお話だったんだって気がついた。
出会いは突然。
事故のように起こる二人の出会い。
すぐにソフィーはハウルに恋をする。
でもハウルに変化はない。
フワフワとその場を立ち去り
もう出会うことが無いかのような別れ。
しかし
ソフィーはハウルを思う気持ちが強くて
荒れ地の魔女に見つかり魔法をかけられた。
「女性性」を封じ込めているソフィーは
女性性の少なさがそのまま表面に現れた「おばあちゃん」の姿になる。
そしてそこから
自分にかけられた魔法を解くために
行動していく。
おばあちゃんの姿をしたソフィーに
「こんがらがった魔法だね」と
再会したハウルは声をかける。
なぜなら
ソフィーにかけられた魔法は
ソフィーが自分にかけている呪いと同じだから。
本当は美しく女性らしい感情もあるのに
それらを無いものとし、
父の家を受け継いで守り
姉としての役割を果たし
華やかなものからあえて自分を遠ざけ
地味に真面目に生きることを
自らが選んで生きているから。
その後もハウルはことあるごとに
ソフィーを素敵な女性として扱おうとするのに
ソフィーは断固、拒否。
「掃除するしか能が無い掃除婦だ」と言い張って
自分をおとしめたり、
「綺麗だったことなんかない!」と怒りをあらわにすることもある。
でも
ハウルの奔放さや
周りのあたたかさ
心震える美しい景色
そして悲しみによって
怒り
泣き
喜び
楽しむ
そんな女性性丸出しの自分に戻っていくと
その姿が元の
いや、元よりも美しくて若いソフィーに戻るんだ。
そして
これはソフィーだけじゃない。
ハウルもだ。
女の子を追いかけている噂の絶えないハウル。
自分の魔法を使い
綺麗に着飾ったり
強さを誇示したりして
自分の魅力を保っている。
定住せず
面倒なことからは逃げ回り
感情のスイッチをオフにし
表面的な優しさだけで生きている。
ストーリーの中では
その二人が出会うことは運命的なものだったのだけれど
ハウルがソフィーに出会うことで
「喜ばせたい女性」に出会うことで
ハウルもまた
守るべき者の喜ぶ姿を見るために
自分の中の弱さや秘密にしていた美しさをさらし
守るべき者を守るための戦いにその身を削り
守るべき者の愛に包まれる幸せを知り
本来の男性性を取り戻していく。
エンディングでは
そんな「本来の性に戻った二2人」が
これから共に家族として生きていく
というストーリーだったんだな・・・
って最後まで
ずっと泣きながら見ていた。
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そう思うと
すごく女性を丸出しにした
ソフィーの妹とお母さんの役割もハッキリするし
「戦争」という極限状態を書かなければ
言い表せない部分も多いのかなって。
そんな風に思ったんだよね。
悪魔の契約の「心臓をを失う」っていうのは
本来の自分の生き方を失うってのにも直結するし。
カルシファーを褒めて頑張らせようとする姿とか
そのおだてにカルシファーがすぐに乗っちゃうとことか
そういうコミカルな面も含めて。
本当にいままで学んできた
いろんなことを見ることができた作品だった。
ちょっとここでは言い表せないくらい
感動した。
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宮崎駿監督の作品って本当に深い。
私の解釈が合っているかは知るよしもないけど
今日私は「ハウルの動く城」を見て
すごく心が震えた。
「女性性」を取り戻す
いいお手本になりそうだなって
そう思った。
そして
外に出て
焦っていろいろ探し回らなくても
私に必要なメッセージは
ちゃんと自分に届くんだって事もよくわかった。
これからも
安心して
家でのんびりと過ごそうと思う。