丁寧な時間がつくる味
いつもより少しだけゆっくりと
丁寧につくる料理は
味付けが丸くなる気がする
今回は“大人のポテトサラダ”
じゃがいもは丸ごと茹でて
皮むいて
熱々のまま慌てて潰さず
粗く潰して一呼吸置いてから
フォークで潰す
少し水分が飛んでポクポクになって
芋の甘味も際立つ
潰し方もあえて均一にしない
大きめのところ小さめのところ
それも味になるのです
マヨネーズは極力少なく
塩胡椒と素材の力に
寄り添いながら
ちょうどいい味に仕上げる
控えめに加えた
いぶりがっことベーコンの
ほんのりスモーキーな風味が
「大人感」
だから
“大人のポテトサラダ”
⚫︎
忙しくて時間に追われていた頃から
少し余裕が出た
今だからこそ
料理を愉しむ
ゆとりを持って作ると
あれを加えようとか閃いたり
新しいアイディアも生まれる
丁寧に作る時間は
料理を少しだけ特別にしてくれる
きっとその料理に対する思いは
食べる人にも伝わるはず
味の違いに気づいてもらえなくても
“心が、体が、ほっとする”
そんな一皿になっていたらうれしい
