現在私とエリック氏の住んでいる地区には

 
アジア系外国人はかなり多いが、白人は少ない。
 
それ故にこの地域でエリック氏の顔はかなり知られており、
 
出先で声をかけられる確率はかなり高い。
 
エリックもエリックで、地域のイベントに参加しては
 
(大分年上の)オトモダチを作ってくるので、
 
何なら私より余程交友関係は広い。
 
その縁でご近所さんから
 
駄菓子やら、柿やら、さつまいもやら、
 
たくさん頂いて来るのは大変ありがたいのだが、
 
歯医者さんから
 
シシャモをどっさり貰って来たときは
 
流石の私も度肝を抜かれた。
 
 
ドッキリか!!!
 
 
しかしよくよく考えると、
 
スコットランド時代の私も常にこんな感じだったので、
 
親切な人達の優しさに感謝する日々である。
 
 
 
さて、先日エリック氏とスーパーに行った時のこと。
 
何気なく店内をぶらぶらしていた私達の隣を
 
初老の男性がすれ違った。
 
と、思ったら、もの凄い勢いでエリックを二度見し、
 
何故か目をかっ開いたまま、
 
私達の後ろを堂々と尾行し始めた。
 
またエリックのファンかオトモダチかと思ったが、
 
それにしてはエリックを見つめる眼力が尋常ではない。
 
何と言うか一心不乱に、
 
視線で穴を開けてやると言わんばかりに、
 
両目がエリックを追いかけているのである。
 
 
一目惚れか?
 
 
あまりにずっと我々を見つめているので、
 
エリックに尋ねてみたが、
 
知り合いではないと言う。
 
かくして知らない男性に(いや知り合いでも怖いが)堂々と付け回される私達。
 
外国人が珍しいだけかと思ったが、
 
いくらここがド田舎とは言え
 
そんなわざわざ付け回す程の希少価値はないだろう。
 
レア度としてはせいぜい二千円札と良い勝負である。
 
今までもチラチラと視線を送って来る人はたまにいたが
 
あそこまでガン見されると、
 
もはや失礼を通り越して気持ちが悪い。
 
 
結局数分後に離れて行ったが、あれは何だったのか。
 
二度と遭遇したくはないが、気になる出来事であった。