我が街に一か所、
日本人のおばちゃん(推定60代)がパートで働いている雑貨屋がある。
雑貨屋というか、土産物屋というか、文具屋というか
とにかくかなり小さな店なのだが、
我が家への最寄駅のド真ん前にあることもあって
電車の待ち時間にちょくちょくここへ買い物に行く私。
しかし頻繁に足を運んでおきながらこう言うのも何だが、
この店員の接客態度、はっきり言ってあまりよろしくない。
以前値札の無い商品の値段を尋ねた時には
「は?値札ならどっかに貼ってありますけど?」
と言われ、しかしどうひっくり返しても値札が見つからず再度尋ねると
「なんで値札貼ってないのよ。」
とため息を吐かれた。
「カードで払えますか?」
と訊いた時には
「え、カード?クレジットカード?まぁ、持ってるなら、それで払えますよ?」
と何故か笑われた。
持ってなかったら訊かんがな・・・・・。
恐らく少々童顔気味の私のことを大学生だと思い込み
どうせカードなんか持ってない
と思い込んだのであろう。
(とはいえ昨今の大学生はカードくらい普通に持っている気がするが・・・)
ここまで馬鹿にされておきながらも、立地の便利さからなんとなく足を運んでしまう私。
出来ればドイツ人の店員さんに当たりたいのだが
運悪く今日も彼女のシフト中にここに行ってしまった。
さて、話は変わるが私は旅行中にポストカードを出すのが趣味であるため
欧州の郵便事情には、一般日本人に比べればそこそこ詳しいと思う。
日本ではどうだったか思い出せないのだが
欧州ではポストカードを売っている店で、切手も取り扱っていることが結構ある。
勿論郵便局ほど種類がある訳ではないが、
ポストカード用の切手くらいは置いていたりするのである。
こういった事情から本日上記の土産物屋に足を運んだ際
「ポストカード用の切手は売ってないですか?」
と声をかけてみた私。
この店の正面には地面から立てるタイプの大きなポストカードスタンドが4本もあり
観光地の写真がでかでかプリントされたカードが何十種類も売られている。
ここなら置いている可能性無きにしも非ず
と思い何気なく訊いてみただけだったのだが
この店員氏、私を見ながら呆れたように嗤い、子供に言い聞かせるような口調で
「は?切手は郵便局に行って買うんですよ?」
と仰った。
それは、そんな勝ち誇ったような顔で言うほどのことか・・・・?
彼女のようなしょっぱい対応をする店員にはドイツに来てから何度かお目にかかったが、
おもてなしと思いやりの心こそ日本人の美徳。
"ローマではローマ人のように振る舞え"
とはよく言ったものだが、
わざわざ良いところを切り捨て悪い部分を見習い
「私、ドイツ人のやり方にすっかり馴染んでます」
と、どうでも良いアピールをするお馬鹿さんにはなりたくない。
それなら私はいつまでも日本人的で大いに結構だと思う、雨の午後である。