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夏休み13日目



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【9:00 AM】




久々に清々しい気持ちで起床。

ドイツは連日太陽光がぶすぶす突き刺さるような暑さだったが、

この頃のフランスの暑さはどちらかと言うとじわじわ責めて来る系。


しかし気温自体はドイツに比べるとマシな方だったので

珍しく朝から食欲が沸き、久々に朝食なんぞを食べに出てみることにした。







パリのお洒落なカフェで朝からキッシュとアールグレイ。

すっかりパリジェンヌの気分に浸りきる私の横で、

11歳差の双子兄弟は、何故か延々と彼らのマミーについて語り合っていた。





【10:00 AM】




実はエリックに負けず劣らずちゃっかりアニオタなフランシス兄さん。

彼もまたほんの少ーーーーしだけ(主にアニメで会得した)日本語が喋れるのだが、



「私ハ、今日ハ、新シイ パンツヲ 履コウ! ウ○コ! ハト!」




どうせならもっと有益な言葉から覚えて欲しかった。





【12:00 PM】




実は3、4年前にもパリに一度だけ来たことがある私。

尤もその時はいろいろとハプニングに巻き込まれ、ほとんど観光がままならなかったため

今回は私にとっての雪辱戦であった。

とりあえずパリに来たならばここだろう、ということで

向かうは凱旋門とシャンゼリゼ通りである。




私 「ここは前にも来たがやっぱり“パリ!”って感じだな。
フランスパンとベレー帽装備の上で“オーシャンゼリゼ”を熱唱したくなるよ。」

エリック 「ベレー帽はちゃんと持って来たんですか?」



いえ、ものの例えです。



【1:00 PM】




何かしらのモニュメントのある広場に到着。

とは言えモニュメントは工事中だったらしく、



巨大な箱のようなもので覆われていた。

シュールなのか、逆にスタイリッシュなのか、判断に迷う。




【1:10 PM】




モニュメントの近くで写真をばっしゃばっしゃ撮っていたところ

突如後ろから



バキバキメキョガシャンッ







と何か大きなものが潰れるような轟音が聞こえた。

振り返ると、

何と20メートルほど後ろで一台の車が柵にめり込んでいる。

幸い死傷者ゼロであったが、流石に少々涼しくなった。



【1:30 PM】




パリの超高級デパートを偵察に行く。

パリのセレブ達がたくさんいるのかと思っていたのだが

実際中に足を踏み入れてみると、客の大半は中国人であった。




その後最上階の高級子供服ブランド店を回り、

「このフロアで一番高価な商品を探し出せ」


という貧乏丸出しなゲームに興じた我々。

ちなみに一番高価だったのは毛皮のコートで、日本円にして約14万円ほどであった。


すげーな金持ちの子供・・・・




【3:00 PM】




かの有名な 「ピエール・エルメ」 のマカロンを初体験。



確かに美味しいのだが、


このたった一口が270円か・・・・



と脳内で冷静に金勘定せずにいられないあたり、私にはまだ早すぎたらしい。



【4:30 PM】



夕暮れのセーヌ川。






【5:30 PM】




フランシス兄さんのアパルトマンに帰宅。

夕食まで時間があった為、何故か日本のTVを見て時間を潰す。

ちなみに見ていたのは「某芸人さんがロンドンでおつかいをする番組」だったのだが

その後今度は我々の間で

“One more! One more! Say! Say! Now! Come on! (意訳:もう一回言ってください)”


が流行語となった。



【8:30 PM】




3日に1度は米を食べないと死ぬ病を患う私を気遣い

フランシス兄さんが韓国料理のレストランに連れていってくれた。

実は高校生の頃から韓国語をやっていた私、

韓国人の店員さんとなんだかいろいろお喋りしていたのだが

その時の会話が、


私 「ドイツ カラ キマシタ!」 ←片言の韓国語

店員さん 「awserftgweyufaeringoer?」 ←フランス語

フランシス兄さん 「"韓国語はどこで勉強したんですか”って訊かれてるよ。」 ←英語

エリック 「え、何ですか?何ですか?」 ←日本語



驚く程カオスだった。




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↓次回予告↓



生肉、ピクミン、そしてアイス