日本人に比べて英国人は

「オーガニック」とか「エコ」とかそういった言葉に敏感だなと思うことがある。

スーパーに行けば

「無農薬」「国産」


の食品がずらりと並んでいて壮観なのだが

しかし一方で

どうせ色素が抜けるほど湯でられたくたくたの野菜を食べるのなら

もはや有機農法かどうかなど関係ないのでは


と心の中で突っ込まずにはいられない私もいる。



ところでこれも英国人の「エコ」好きな心をくすぐるのか

この国にはやたら太陽光発電パネルを取り付けた家が多い。


街中を歩けば、販売員に

「ソーラーパネル、一枚如何?」


と勧誘されることもしばしば。

まぁしかし、可愛らしい童話のような家々の煙突付三角お屋根の上に

ガンダムみたいなパネルが乗っているのを見るのは正直ちょっと笑える。



とまぁ、見た目の問題は一旦置いておくとするが

もう一つ私には疑問でならないことがある。


太陽光発電も何も、そもそもこの国には太陽がないのだが、それは良いのか。



みなさんご存じの通りここは英国

通称、雨と霧の王国


青空より曇り空の方が遥かに人々に安心感を与える国である。

たまに青空が見えても日本のように日差しを肌で感じることなどめったにないし

太陽の臭いなどという概念は(おそらく)存在しないに等しい。

そんな国で屋根にソーラーパネルを取り付ける意味は果たしてあるのだろうか。


それとも最近のパネルは曇り空でも日光を吸収(?)できるのだろうか。

それならいっそ雨や霧で自家発電出来る装置を発明した方が

後々のこの国の人々の安寧に貢献できるのではないだろうか。



今日も雪に埋もれた隣家のパネルを眺めながら思う私である。