本日またしても職場で葬儀の会食があり
例の伯母氏(註:昨日の記事参照)と50人分のサンドイッチをこさえていた私。
するとこの叔母氏がおもむろに
「そういえば今、うちの妹スペインでホリデーの真っ最中なのよー。
毎日ぽかぽか暖かいなんて羨ましいわねぇ・・・。」
とため息をついた。
そういえば先週あたりから姿が見えないなと思っていたうちの上司(=伯母氏の妹)。
スペインでホリデーなんてうらやましいな、と思ったが
ちょっと待て。
伯母氏の妹はイコールお嬢様の母親な訳だが、
それなら何故母親が休暇で海外旅行中に娘がここにいるんだ。
友人と旅行中?と思い伯母氏に聞いてみるとあっけらかんと
「ううん、家族旅行よ。彼氏と息子と3人で行ったの。
お陰でこっちはあの子の世話でほんとストレスのたまる日々よ・・・・。」
と言う。
あ、そういうことか・・・・・。
なんとなく何かを察した私、
帰宅後に速攻で町一番の情報通ことグラニーに事実関係を尋ねたところ
「あのお嬢様の父親が誰かはよく分からないのよ。
あの子の弟は今の彼氏との子なんだけど、お嬢様と彼氏の折り合いが悪くて
多分、お嬢様が休暇に付いて行きたくないって言ったのね。」
という。
グラニー 「それにしても15歳の娘を家に放置して行ったのかしら・・・?」
私 「あ、いえ、それが今、アナが世話をしているらしいんですよねー・・・・」
グラニー 「アナが?親戚が山ほど近所に住んでいるのに?」
私 「伯母一家に何だかんだ理由を付けて、引き取りを拒否されたらしいですね・・・・。」
アナは以前出て来た少々不機嫌で声のデカい給仕長なのだが、
別に彼女、お嬢様との血縁関係はない。
いや、まぁ、閉ざされた村社会ゆえ
本気で探せば何かしらの遠戚関係が見つけられるかもしれないが
少なくとも具体的に名前が付くような関係でないことはグラニーが証言済み。
というか実はグラニーとアナがものすごく遠い親戚であるらしいので
仮にアナとお嬢様一家が親戚だった場合
このお嬢様とホリーさんも親戚と言う面白い家系図が出来てしまう。
私 「伯母一家が近所に住んでるのに彼女を預かろうとしなかったことに
私は静かにドン引きしていますよ。」
グラニー 「まぁ、でも15歳なら法的には問題ないんじゃないかしら・・・・・」
ちなみにグラニーが言っているのは
『13歳以下は独りで留守番してはならない』
というこの国の法律のことなのだが、
仮に15歳だから年齢制限には引っかからないとしても、
娘を2週間放置して残りの家族と休暇・・・・。
とは言え現在スコットランドの学校は秋休みの真っ最中。
このお嬢様の弟君にだって楽しい休暇を過ごす権利がある。
姉と父親の仲が悪いからと
毎回どこにも連れて行ってもらえないのも気の毒であろう。
そもそも彼の父親は娘との不仲が原因で現在別居中であるらしい。(ソース:グラニー)
この気の毒な息子君のことを考えれば、
スペインでもなんでも連れて行ってあげてほしいとも思ってしまう。
一方で、母親とその彼氏と弟はスペインに行き、自分は従業員の家に預けられたこのお嬢様。
こう書くと大層不憫に思えてきてならないのだが、
しかし日頃の周りの人間に対する傍若無人っぷりを良く知っているがゆえに
「忙しいから~」
と姪っ子の世話を断固拒否した伯母氏夫妻の心情も分からなくはない。
悪いがあのお嬢様と生活など私には30秒で限界である。
なんだか何が正解だったのか全く分からなくなった私であった。