私は、

2021年3月まで計17年間、

小学校で教員として働いていました。

 

その中で、

 

学校へ行きづらい子、

行かない選択をしている子、

 

いわゆる不登校のお子さんとの

出逢いもたくさんありました。

 

 

 

教員になりたての若い頃、

まだ学級経営の技量もなく、

 

何十人の子どもたちを前に

四苦八苦していたとき・・・

 

 

また、

転勤したばかりで

要領をつかめず、

 

学級の子どもたちとの関係も

うまくいっていないようなとき・・・

 

 

そんな時にいつも

不登校の子どもたちとの出逢いが

ありました。

 

 

不登校の子が学級にいる場合、

担任は、

 

その子の家に行ったり、

電話連絡をしたり、

保護者の方と面談をしたり、

外部機関との連携で出かけたり、

会議を開いたり・・・

 

と、することがたくさんあります。

 

 

ただでさえ仕事の遅い私だったので、

そんな私を心配して、

 

「先生、大変ね~。」

と声をかけてくださる同僚の先生方も

おられました。

 

 

が・・・

 

 

実は・・・

 

 

私、

その子たちと関わることで

救われていました。

 

 

 

家に迎えに行き、

1対1で他愛のない話をしたり、

 

他の子どもたちが下校した後、

学校の図書館で一緒に本を選んだり、

誰もいない教室で友達の作品を見たり・・

 

お母さんとは

毎日のようにおしゃべりをして笑ったり、

一緒にお子さんの成長を喜んだり、

 

おばあさんとは

家で栽培されている素敵なお花の話をしたり・・

 

 

不登校の子どもたちや

その保護者の方々との時間は、

 

日々のたくさんの業務と

うまくいかない教室での学級経営に

苦しんでいた私に、

癒しの時間を与えてくれました。

 

 

私が担任した子どもたちの中には、

 

1学期のうちにぐっと休みが減って

毎日学校に来るようになった子や

 

1年かけて少しずつ登校する日が増え、

次の学年からは休まなくなった子、

 

そのまま卒業まで

みんなと一緒には登校せず、

放課後登校を続けた子、、、

 

など様々な子がいました。

 

また、

 

私が転勤した後に、

卒業文集で、

 

「先生が迎えに来てくれたおかげで

学校に来られるようになった。」

 

と、私のことを書いてくれている子もいました。

 

 

何の技量もないダメダメ教員の

当時の私のことをそんなふうに思い、

大事な卒業文集にまで名前を書いてくれたこと。

 

感無量でした。

 

 

でも・・・

 

その子たちに

本当に感謝にすべきなのは私です。

 

 

私の学級に来てくれた

不登校の子どもたちは、

みんな心優しい子でした。

 

私の学級に来てくれてありがとう。

 

 

私を勇気づけてくれて

本当にありがとう。

 

 

 

もしも、お子さんが不登校で

悩んでおられるお母さんがおられたら、

 

こんなふうに勇気づけられている教員も

いることを知っていただけたら・・と思います。

 

 

どんなお子さんも、その存在自体が、

尊くて素晴らしいかけがえのないものなのです。