誰しもが知っている縄の目の縄文土器のこと。
今では鉄のフライパン、アルミの鍋、ホーローの鍋、土鍋、ステンレスの鍋と、
いろいろな素材でできた鍋があり、
縄文土器という調理器具はいかにも古めかしい感じがする。
神戸にある埋蔵文化財センターには多くの土器が展示されており、
バックヤードにはまだ復元されていない土器もある。
見た目にもふるーい道具で、昔の、質の悪い調理器具なんだと思っていた。
これが勘違い。
よくよーく考えてみれば分かることなんだけど、
土器=土鍋なんだよね。
「土器は、縄文人の生命といってもいい大発明である。
しかも陶器や磁器は、直接、火にかけるとすぐ割れてしまうが、
土器は空気も水も通す多孔質のせいで、耐熱性があって簡単には割れない。
縄文土器の真骨頂である。」
これ、土鍋なんだよね。
土鍋といえば、今をときめく食養の若杉友子さんの絶賛する調理器具が土鍋。
アルツハイマーや自閉症との関連が指摘されるアルミ鍋や
電磁波による栄養素破壊が顕著な電子レンジなどと比べて、
食物の素材を活かしきる土鍋。
しかも土鍋は壊れたらすぐ土にかえるエコ道具。
これが、縄文時代からあったんだと思うと、縄文人ってほんますごいなって思う。
また縄文土器のよさとして、
「天日で自然乾燥させたアサリをビニール袋にいれると半年たてば変色してカビがついたが、
土器にいれたものは5年たっても食べられた」
という実験報告もあるらしい。
「その古さ、出土数の多さ、形式の多様さなどで、世界に類例がない」縄文土器。
これを作った縄文人。
すばらしいじゃないですか!
