そのカメラマンさんは、
特に愛想がいいわけでもなく
カッコいいとかでもない、
普通のおじさんだったが、
私を含め、子供たちにめちゃ信頼を得ていた。
彼はめちゃくちゃ、話が面白かった笑。
子供たちが好きな怖い話とか、観光スポットにまつわる(多分彼の自作の)面白い噂話とか。
みんなが、そのカメラマンが好きだった。
そばに行きたがった。
彼のまわりでみんながニコニコしていた。
彼は写真を撮る。
その子供たちの笑顔をそのまま撮る。
自分の周りに子供達の自然で純粋な笑顔が集まるように、
その空気を作ったんだろうな。
笑ってください、もう少しリラックスして。
っていうカメラマン沢山見てきたけど。
笑って下さいっていってもっと上手く笑える人なんて、いないから。
もっとリラックスして。という言葉でリラックスできる人、いないから。
楽しいから笑う。
嬉しいから笑う。
好きだから笑う。
どうしたって笑っちゃう。
リラックスはするもんじゃなくてさせるもの、と私は思ってる。
あのおじさん、まだカメラマンやってるかなぁ。
彼のまわりには、きっと今日も沢山の笑顔でいっぱいなんだろな。