大口町の「地球のステージ」に参加させていただきました。 ただ、泣けました。
桑山先生の一言一言がニュースでは感じられない、生身の声を聞くことができました。それが、ストレートに伝わり・・・。
 先生の話の中で、2つのことが特に心に残りました。1つは大切に、暑い日も雨の日もまさに心血を注いで大切に育てられた大切な、美しい田畑が・・・一瞬のうちに黒い濁流の底に沈んでしまった写真。それを映し出して歌われた桑山先生が思わず歌声が詰まった所では思わず流れ落ちる涙を抑えることはできませんでした。
 そしてもうひとつ・・・桑山先生が「今日は歩(あゆむ)さんのことを伝えたくてここまで来ました。」と言われたことです。
 歩さんこと桜井 歩さんは先生が勤務されているクリニックのある町で消防団をされてみえました。いつも自分のことより人のことばかり考える方だったそうです。
 震災の時にも、同じ消防団の同僚の方と一緒に避難を渋るご老人の方々を最後まで避難をさせようとされていたそうです。そして・・・・・津波に飲み込まれてしまったそうです。翌日、歩さん達が乗っていた消防車が無惨にひしゃげた状態で見つかり、その中にマイクを最後までにぎりしめていた歩さんが見つかったそうです。
 おそらくあまりにもニュースがありすぎて、埋もれてしまう出来事かも知れませんが、こんなにも人のために、最期まで身を賭して行動できる人がいるのでしょうか。その無念を思うと・・・今、ブログを書きながらも涙を抑えることが出来ません。

 昨年は私のために募金を呼びかけてくださり、公演後に桑山先生と挨拶をすることができました。こうしてまた私は生きて先生に会うことが出来ました。

 人生とはなんて時に非情で、かくも厳しいのでしょう。それでも立ち上がらなくてはいけません。今回あらためてまた新しい、強いエネルギーをいただきました。
 被災されたみなさんへ。どうか最後まであきらめないでください。あきらめなければ必ず道は開かれます。それは私がこれまで身をもって経験してきました。人間は強いです。