いつでもハロウ!
心理カウンセラー/もりわきまりこです。
【自己紹介 ①】不登校になるまで
【自己紹介 ②】働く引きこもりイラストレーター
【自己紹介 ③】自分を棚に上げたままでカウンセラーになりました(最終話)
生きている限り、伸びしろだらけ。
先日は、長期カウンセリングコース(半年)でした。
おつかれさまでした!
次回で最終回を迎える受講生さんです。
この日は、
現時点での自分を総動員して、
この先へ飛び立つためのワークをしました。
長期コースを受講される方は、
一人ひとり、通ってこられた道が違います。
抱えてきたもの。
身につけてきた癖。
大切にしてきた価値基準。
手放した方が身軽になるもの。
それぞれ、まったく違います。
だからこそ、
向き合う必要のあるテーマも、
ハローグッバイが必要なあれやこれやも、
全員違います。
マンツーマンのオーダーメイドで進めているのは、
そこがあるからです。
同じ言葉を聞いても、
受け取る場所は人によって違います。
同じワークをしても、
動く場所も、
引っかかる場所も、
止まりやすい場所も違います。
だから、
その方の今いる場所から始めるしかありません。
この半年の中で、
日常の中に上手に溶け込みすぎていて、
なかなか気づきにくかったものにも、
少しずつ触れてきました。
自分では当たり前すぎて見えないこと。
頭ではわかっているつもりでも、
体感としてはまだ遠いこと。
言葉にしようとすると、
どこかで止まってしまうこと。
そういうものは、
一度でスルッとほどけるとは限りません。
むしろ、
長く使ってきた生き方ほど、
暮らしの中に自然に染み込んでいます。
だからこそ、
無理に急いで答えを出すよりも、
「ああ、ここで止まりやすいんだな」
「ここを言葉にするのが難しいんだな」
「ここは、まだ自分の中で触れ慣れていない場所なんだな」
と、現在地を見ていくことが大切です。
この半年の中で、
受講生さんご自身からは、
「人からの優しさに気づけるようになった」
「愛を受け取れるようになってきた」
という言葉も出てきました。
それは、とても大切な言葉です。
ただ、ここからさらに大切なのは、
その言葉を“正解”として握ることではなく、
日常の中で、
自分の体感として確かめていくことです。
誰かが言っていたから。
カウンセラーがそう言っていたから。
メルマガやブログにそう書いてあったから。
だから、そう思うのが正解。
ではなく。
わたしは本当に、どう感じているのか。
どんな時に、
優しさを受け取れたと感じたのか。
どんな時に、
まだ受け取りきれない自分が出てくるのか。
そこを、
自分の言葉で少しずつ見ていく。
ここが、次の段階なのだと思います。
この日は、
正解を探す時間ではなく、
自分の中にあるものを、
少しずつ拾い上げていく時間でもありました。
誰かにとっての正解ではなく、
自分の中から出てくる言葉。
きれいにまとまった答えではなく、
まだ形になりきっていない感覚。
そこに触れていくことは、
慣れていない方にとっては、
思っている以上に難しいことがあります。
わからない。
出てこない。
言葉にならない。
それでも、
そこから始めていいのです。
頭でたどり着いた言葉と、
心の底から出てくる言葉は、
似ているようで違います。
だからこそ、
急いで立派な答えにしなくていい。
きれいにまとまらなくてもいい。
誰かの正解に自分を合わせるより、
まだ不格好でも、
自分の中から出てきた言葉を拾っていくこと。
それが、
自分自身を取り戻していく道でもあります。
自分自身を取り戻すというのは、
何か特別な自分に変身することではありません。
むしろ、
これまで身につけてきたものの中から、
もう今の自分には合わなくなったもの。
人に合わせるために使ってきたもの。
本当の気持ちを遠ざけるために使ってきたもの。
そういうものを、
少しずつ見つけていくことでもあります。
捨てていく必要のあるものもあります。
握りしめていたものを手放す時には、
損をしたように感じることもあります。
嫌な気持ちになることもあります。
今までのやり方が使えなくなるようで、
心細くなることもあります。
でも、それは成長痛のようなものでもあります。
新しい自分になるために、
古い型から少しずつ出ていく。
その過程では、違和感も出ます。
うまく言葉にならない時間もあります。
進んでいるのか、
止まっているのか、
わからなくなることもあります。
それでも、
自分の中で何が起きているのかを見ていくこと。
わからないままでも、
その場所をなかったことにしないこと。
そこに意味があるのだと思います。
思考で理解することと、
心で受け取ることは違います。
頭ではわかっている
でも、日常に戻ると同じ反応をしてしまう。
頭では納得している。
でも、
自分の気持ちを言葉にしようとすると止まってしまう。
そういうことは、あります。
だからこそ、
日々の中で少しずつ、
「わたしは、どう感じたのか」
「本当は、何が嫌だったのか」
「何を選びたかったのか」
「何を怖がっていたのか」
そう問いかけていくことが大切です。
急いで立派な答えを出さなくてもいい。
うまく言えなくてもいい。
きれいにまとまらなくてもいい。
まずは、
自分の内側に戻ってくる回数を増やしていく。
そこからです。
様々な面の自分を知りながら、
日常が少しずつ味わい深いものになっていくといいなと思います。
次回は、いよいよ最終回です。
この半年を通して見えてきたこと。
まだ言葉になりきっていないこと。
ここから先の暮らしの中で、育てていきたいこと。
そのあたりも含めて、最後の時間を一緒に見ていきます。
終わりは、切り離しではありません。
ここから自分の足で歩いていくための、
一区切りです。
ゆっくりでも、
不器用でも、
自分の人生の中に、
自分の言葉を取り戻していけますように。
では、また次回。
長期コース完走後のご感想
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