どちらの先生の言うことが正しいの? | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

うちの診療所は自由診療

 

保険が効きません。

 

保険診療に比べると診察代が高いです。

 

 

だから色々な肛門科をあちこち回って最後に受診される人が多いです。

 

 

セカンドオピニオンならぬ5軒目、6軒目というケースもしばしば・・・。

 

 

そこで患者さんからよく尋ねられることがあります。

 

 

どっちの先生が正しいの?

 

どの先生が正しいの?

 

誰の言うことを聞けばいいの?

 

 

と。

 

 

 

 

A先生は「ひどい脱肛があるから手術が必要だ」と言った。

 

だけどB先生は「大したことないので大丈夫です」と診断した。

 

 

!?

同じお尻なのに

こんなにも診断が違うの??

 

 

と大混乱。

 

 

どっちの先生が正しいのだろう・・・??

 

 

と悩み抜いて、また別のクリニックを受診。

 

そこでC先生からは「切れ痔です。治らなかったら手術ですね。」と言われたりなんかすると、もうパニックですよ笑い泣き

 

 

何軒か回って、意見が2つくらいに集約されるのであればまだしも、先生によって全員が違う意見、診断となると、患者さんは大混乱してしまいます。

 

 

そんな絶賛大混乱中の患者さんが受診されると・・・

 

 

診察前からパニック状態だったり、医師や医療に対する不信感を持っておられたりして、診察や説明が非常に大変で時間がかかることがありますあせる

 

 

でも時間をかけて丁寧に今までの経緯をお聞きし、患者さんが「何に困ってて、どういうことに不安を感じているのか」・・・診察前にしっかり私自身が理解するように努めています。

 

 

そして診察の結果は、前の先生の診断や治療方針と違っても、正直にお伝えしています。

 

 

私の診立て、私の意見として。

 

 

そして一番大切な事を必ず確認します。

 

 

あなたはどうしたいのか?

 

 

ということを。

 

 

例えば、手術と言われて悩んでいるのであれば

 

 

手術を受けたいのか、受けたくないのか?

 

 

そして手術を検討する際に最も大切なことは

 

 

あなたが困っている症状は

手術によって解決するのか?

 

 

ということと

 

 

あなたが治したいと思っているものと

 

先生が治そうとしているものが一致するのか?

 

 

ということ。

 

 

意味分かりますか?

 

 

 

例えば、女性患者さんのケースでよくあるのが、

 

 

外側の皮膚のたるみを気にして、これがキレイになるなら・・・と期待して痔の手術を受けた。

 

でも手術したのに自分が気にしていた皮膚のビラビラは無くなってないガーン

 

 

先生に確認したら、ちゃんと中の痔核(イボ)はキレイに切除したと言われた。

 

 

自分としては中にイボがあることなんて知らなかったし、別に何も症状が無かったので、それは切除してもらわなくても良かったのに・・・ガーン

 

 

それよりも外側のビラビラをキレイにして欲しかった笑い泣き

 

 

という結末。

 

 

以前にも記事を書きました下矢印

 

「あなたが治したいと思っているモノ」と「先生が治そうとしているモノ」は一致してる?

 

 

だから手術を迷っているときは慎重に。

 

 

まずは自分のゴールを明確にしましょう。

 

 

そして手術によって得られるモノと得られないモノを分かった上で手術を受けて下さいね。

 

 

 

たくさんの先生を受診して、いろんなことを言われると混乱して不安になるのも無理ありません。

 

 

ある意味、仕方のないことだと思うのです。

 

 

こんな立場で診察させてもらっていて感じることなのですが、患者さんって「何が正しいか?」を探しているのではなく、「ちゃんと説明してもらって不安を取り除いて欲しいだけ」なんじゃないかな?って思うこともしばしばあります。

 

 

ゆっくり話を聞いて欲しい

 

疑問に思っていることに答えて欲しい

 

分かるように説明して欲しい

 

 

そんな風に思っている患者さんって多いんじゃないのでしょうか。

 

 

私の外来に来られる患者さんの多くがそう言われます。

 

 

だから

 

何も解決していないのに

 

スッキリしましたキラキラ

元気になりました照れ

 

と笑顔で帰って行かれます。

 

 

どの先生の言っていることが正しいのか

 

どの治療法が良いのか

 

 

と頭で考えて正解探しをするよりも

 

 

自分がどうしたいのか

 

誰を信じて

誰に任せるのか

 

どの先生と治療を共にしたいのか

 

 

そんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

右側がラブですしっぽフリフリ

ちゃんとポーズをとって

写真を撮らせてくれます音譜

 

 

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