火災を想定した訓練です。
私と院長の二人は「防火管理者」の資格を持っています。
ある一定の大きさの建物や、ある一定数の人数が出入りする建物には
必ず防火管理者を選任する必要があります。
うちの診療所程度の規模であれば1名いれば十分ですが
建物を守るために
患者さんや職員を守るために
知っておいて損はない
いや
知るべきであると思いました。
大切なことは
法的に資格を持っているかどうか
ではなく
人を守ること
なので、幹部職員にも講習を受けてもらって資格を取ってもらおうと思っています。
今回は消防署の方に来て頂いて訓練を実施しました。
消火器を実際に使わせてもらいました。
私は講習で色々なタイプの消火器を実体験させて頂いたのである程度分かっていますが、
普通は、実際に使ったことなんてないですし、
意外と、院内のどこに設置されているかも忘れてるものです。
訓練の度に確認しています。

そして消火器の使い方も至って簡単です。
でも、いざ燃え上がる炎を前にするとパニックになってしまって
簡単な操作も出来ないことがよくあります。
だから日頃から常に意識して使い方を練習しておく必要があります。
使い方は
1.レバーの所に付いている黄色い安全栓を抜きます
これを抜かないとレバーは動きません。
慌ててレバーを押しながら抜かないことも大切です。

2.ホースを外しノズルを火元に向けます
ここでよくある勘違いが燃えさかる炎にノズルを向けることです。
これではダメです。
炎ではなく炎が出ている「火元」に向けなければ鎮火できません。
慌てず「火元」にしっかり向けましょう。
3.レバーを握り噴射します
消火器の種類にもよりますが、噴射時間は15秒くらいです。
噴射距離も3~5メートルと結構あります。
そして大切なことがもう一つ。
風上から噴射することです。
風下から噴射すると消火液が自分にかかる可能性があるだけでなく
炎も風で流れてきて衣類に着火することもあるため危険です。
もちろん有効に消火出来ません。
だから必ず風上に立って消火器を使うことを忘れないで下さいね。
消火器は20メートルに1個の割合で設置されています。
うちの診療所の場合は大型の備え付けの大型消火器も設置しており
消防法よりも多くの消火器を設置しています。
待合室にもありますしエレベーターの前にもあります。
廊下の壁に備え付けの大型消火器もありますよ。
一度、通院の時にチェックしてみて下さい。
そしてもう1点、消火器で消せる火はどれくらいの規模か分かりますか?
炎が天井まで上がっていたら無理です。
さっさとあきらめて避難して下さい。
自分の身長くらいの炎までなら消火器で消せる可能性が高いです。
でも無理だと判断したら直ちに避難です。
避難する際には火元のドアを閉めて逃げることも大切です。
酸素が無いと燃えませんから、部屋の中の火災であれば部屋を閉め切って逃げれば被害を少なく出来ます。
防災に関しては1つの記事で書ききれないので
また改めて書こうと思います。
最後に火災の時の3原則
消火
通報
避難
パニックになると119番通報した時に
住所と電話番号を言えなくなるんです。
だから電話機に住所と電話番号を書いたテープを貼り付けるようにしています。
自宅の電話機にも貼っておくことをオススメします(*^_^*)
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬は鼻がいいので煙には
いち早く反応します
火災報知器よりラブの方が感度がいい?
犬は鼻がいいので煙には
いち早く反応します
火災報知器よりラブの方が感度がいい?
